2021年度 学生部広報 吉田陸
蘇遙会学生部は、12月12日に阿蘇方面への日帰り研修旅行を実施しました。例年では一泊二日のキャンプを実施していますが、今年度は新型コロナウイルスの影響のため宿泊なしの日帰りとし、建設中の阿蘇立野ダムの見学と学生同士の親睦を深めることを目的として、研修旅行を実施しました。
参加者は学部1年生から大学院2年生まで合計34人で、中型バスを借りて移動しました。流れとしては、朝9時に大学を出発し、午前中に立野ダムの現場見学を行い、その後、草千里へ移動して昼食を食べ、午後からは阿蘇ファームランドで学生同士の中を深めようと自由行動の時間を設け、17時に大学へ帰ってきました。
以下、当日の活動の詳細です。
立野ダムでは、約1時間半にわたって現場見学をさせていただきました。まず、あそ立野ダム広報室(旧立野小学校)にて、国土交通省九州地方整備局の方から、立野ダムの建設計画や流水型ダムの概要について説明をいただきました。説明の後は建設地の展望所に向かい、ダム建設現場を一望しながら、解説をしていただきました。職員の方々には、気になることや質問への丁寧なご回答や、現場見学のヘルメットの手配など、快く見学の受け入れとご対応をいただきました。学生としても、わからないことはたくさん質問を行うことができ、スケールの大きいダム建設現場を間近で見学することができてとても良い経験になったかと感じました。以下、三枚の写真が立野ダムでの現場見学の様子です。(撮影時のみマスクを外しています。)
立野ダムでの現場見学の後に草千里へ移動し昼食をとりました。あいにくの濃霧で、天候に恵まれず、美しい草千里の景色を見ることはできませんでしたが、草千里では自由時間を設け時間を設け、お土産を買いの購入や、人気のコーヒーショップを楽しむ時間をとりました。
午後は阿蘇ファームランドに向かい。約2時間、グループに分かれ自由行動をとりました。阿蘇ファームランドでは、たくさんのアトラクションがあり、動物とふれあう場であったり、岩盤浴であったり、アスレチックであったりなど、ゆったりする人やアクティブに動く人など、短い時間ではありましたが、各々が充実した時間を過ごすことができました。また、学年を超えて行動をともにすることで、より親睦を深められたと感じました。
その後、安全に大学に到着・解散し、一日を通してトラブルやけがなどが発生することがなく研修旅行を完了することができました。
今回の日帰り研修旅行を通して、1年生や2年生への蘇遙会を知ってもらうことができ、先輩後輩の縦のつながりを感じてもらえるよい機会になったと感じました。今年度に実施できた活動は、今回の研修旅行で3つ目ですが、回を重ねる毎に学科内の親睦を深められていると感じています。二年次以降のコース選択を控える一年生から上級生へ、土木系学科について、学生生活についての質問が多くあり、土木系学科のアピールも少しずつ出来ているのではないかと感じています。年内の活動はこれで終了となりますが、今後も、新型コロナウイルスの影響を考慮しながら、より多くの活動を計画し実施して学科内を盛り上げていきたいと考えています。
2021年に学生部の活動をご支援いただいた皆様に心より感謝申し上げます。
今後とも、ご指導・ご鞭撻のほどよろしくお願い致します。