蘇遙会会員の皆様におかれましてはお変わりありませんでしょうか。今年も蘇遥会の情報誌を作成できましたので、是非目を通していただき、ご感想やご意見等をお寄せしていただければと思います。工学部において、学生達が自主的に活動を継続しているのは蘇遥会だけであり、唯一の貴重な学生活動です。蘇遥会活動を通して土木系の卒業生と現役の学生及び教職員をつなぐものであり、交わるきっかけを作る場や親睦を図る場として、交流活動を活性化して盛り上げて欲しいと思います。
昨年は、各地で工業会の支部総会が開催され、出席する機会がたくさんあり、多くの土木系の卒業生の皆様にも参加していただき感謝申し上げます。総会後の懇親会では、土木系卒業生の間に入り、久しぶりの方、良く顔を合わせる方など様々な同窓にお会いしました。最近の熊本のTSMCの話から昔の学生時代の話、活躍した話などではずみ、良い交わりができました。中には大学の学生達にも聞かせてあげたい話もあり、このような卒業生と学生達が接する機会が多くなればと思いました。また、12月に開催された東京支部の「山水会社会人シンポジウム」は、社会人経験の浅い同窓生がパネリストとして登壇し、自分の活躍している状況の発表がありました。社会人としての成功・失敗体験や、今後の抱負等を発表し、先輩同窓生が良きアドバイスを行なっていました。このような機会は、今後の成長になり、他の同窓との交流を生む貴重な機会となる気がしました。
今年の蘇遥会運営委員会の構成は、運営委員長は佐藤晃教授(学科代表)、土木教室の2年生担任は金洙列准教授です。また、学生部は、学部3年の仁戸田尚部長、須藤翼副部長ら6名です。運営委員会は5月31日に土木系会議室にて、東京支部の坂西さん、大阪支部の高岡さん、福岡支部の大石さん、大分支部の安藤さん、宮崎支部の西野さん、熊本支部の上月さんらに参加していただき、対面で開催しました。終了後の懇親会では、先生、学生及び先輩方との楽しく、意義ある交流ができたようです。
最期に卒業生の皆様には、現役の学生達に役立つ話題や励みの言葉を蘇遥会情報誌へ是非投稿していただきますようお願いします。
会員の皆様には、今年も蘇遙会並びに工業会のご支援とご協力をよろしくお願い致します。
令和 6 年7月吉日
蘇遥会会長 山尾 敏孝