2024年度 学生部書記 山村真子
今年度、熊本大学では11月2日から4日にかけて3日間第十三回紫熊祭を開催しました。学生たちによる自主的な企画・運営で行われ、地域住民や観光客を含め、多くの人々が訪れるイベントとして知られています。今年のテーマは「Banquet」であり、昨年以上に盛り上がり、お祭りの様に来場者、企画者、そして実行委員が楽しめるようなものにという思いをもとに、イベントには大学の学部生・院生だけでなく、卒業生なども多数参加しました。紫熊祭では、模擬店やステージパフォーマンス、研究展示など学生たちの創造性とエネルギーがあふれる多彩なプログラムが展開されました。
紫熊祭は単なる学生全体のイベントにとどまらず、地域住民との交流を深め、熊本大学が地域社会に貢献する場として機能することによって地域連携の強化にもつながり、学生たちはイベントの企画・運営を通じて、リーダーシップやチームワークのスキルを磨くまたとない学生の成長機会になっています。
今年度の蘇遙会学生部では昨年度同様、メロンパンアイスを販売しました。販売には学生部の役員だけでなく、蘇遙会の二年生や先輩方も仕込みや販売の手伝いを行っていただきました。学生だけでなく、地域住民の方にも沢山来ていただいて、とても活気のある営業となりました。
今年度は、台風の影響もあり、3日間の出店予定がテント企画は2日間と縮小されてしまいましたが、2日間とも最初から最後まで賑わっていて、無事完売となりました。
熊本大学の学生たちが一丸となって作り上げる地域に根ざした重要な行事である紫熊祭に、私たち蘇遙会も今年も参加させていただき、とてもいい経験ができました。また、この行事を通じて他学年、特に1・2年生との交流もできたので、土木建築学科の魅力も伝わったのではないかと思います。
今年度の蘇遙会の活動も残りわずかとなりました。これからも学生部を暖かくお見守りいただけましたら幸いです。