今回の趣旨は、ふぐの町下関で4年間を過ごしたとはいえ、高価なふぐを食べる機会はほとんどなかった役員を対象に、本場下関のとらふぐの直送ルートがある安部幹事にお世話いただき、たらふぐ堪能しようというものでした。
当日は、コミセンの調理室でふぐ以外の食材を下洗いし切り分けたり、紅葉おろしに使う大根をすったりと手分けして男の手料理の始まりです。次に、安部さんの指導によりふぐの刺身作り。少し皮が硬くて薄く柳葉包丁を引くのが難しく、四苦八苦して皆が貴重な体験をしました。並行して唐揚げ作りも、味見をしながら、ビールを飲みながら、和気あいあいで行いました。刺身を引き終わってから、てっちり(ふぐ鍋)を囲み、最初はふぐだけ、次に野菜、最後の締めの雑炊に至るまで、皆が舌鼓を打ちました。贅沢に4~5枚取って小ねぎを巻いて食べるてっさも絶品でした。結局、準備した6本の身欠き(有毒な部位を除去し、可食部のみにした)ふぐ6本を全員で平らげました。
今回は初めての取り組みということで役員を対象にしましたが、来年は支部会員全員を対象に実施することを約束し、大満足で2次会になだれ込みました。
島根県支部事務局 藤江 基