この学校に行かなかったら今の私はなかったと思う。私の講演が終わって泣き出す子。それを見守る先生。その光景を見ながら本当にこの高校に行ってよかったと思いました。
経歴
1972年大阪府生まれ。ベルリン在住。生と死という人間の根源的な問題に向き合い、「生きることとは何か」、「存在とは何か」を探求しつつ大規模なインスタレーションを中心に、立体、写真、映像など多様な手法を用いた作品を制作。 2007年、神奈川県民ホールギャラリーの個展「沈黙から」で芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。2015年、 第56回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展の日本館代表として選出される。主な個展に、KAAT神奈川芸術劇場(16年)、スミソニアン博物館アーサー・Mサックラーギャラリー(14年)、高知県立美術館(13年)、丸亀市猪熊弦一郎 現代美術館(12年)、国立国際美術館(08年)など。 シドニービエンナーレ(16年)、釜山ビエンナーレ(14年)、瀬戸内国際芸術展(11年)などの国際展にも多数参加。また、サシャ・ヴァルツ&ゲスツ監督・細川俊夫によるオペラ「松風」をはじめ、リチャード・ワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」や「ジークフリード」などの舞台美術も手がける。
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