20年以上かかった出版です。40代です。シングルマザー、子育て真っ最中。勉強は、苦手で、絵を描くのは大好きでした。美術科のある港南高校へ入学できて嬉しかったです。びっくりしたのは、『描く』ということを、とことんさせてくれる(くださる(笑))すごい学校。デッサンは当然、油絵、デザイン、彫刻…ジャンルは多彩です。でも、絵に点数がつけられるわけで、先生の言ったことに反応して、毎日泣いたり笑ったり、本気でしてました。それだけ、絵に真剣でした。絵を描くのが楽しく思えなくなっていきます。そんな中で、港南のすごさは、作品作りやめなければ、先生が共にサポートしてくれ、自分の美や芸術というモノの表現を引きだしてくれます。私は、描くことが楽しくなくなったあとが、プロとしての大切な準備段階なのだと、港南で学びました。本当に、伝えたいことを、作品に込めるのは、苦し作業なんだ、そこを通らなければ、感動にいたらない。そんな思いで作品を作る厳しさを学びました。母校感謝です☺️
(14期 山本万穂)