同窓生へのメッセージ
大阪女学院副理事長 長谷川洋一
私は2020年の5月頃、同窓会総会中止は、2020年の1回だけだろうと思っていました。2021年には同窓会総会も行われ、「コロナ流行を克服した証」として、1年延期されたオリンピックも盛大に開かれているだろう、と考えていました。それが・・・今年もコロナ流行により同窓会総会が中止せざるを得なくなるとは・・考えもしませんでした。
スーパーコンピューター「富岳」もでき、コロナ流行に対して利用されています。科学技術の進歩もめざましいものがあります。しかし、1918年から世界的大流行となり、変異ウィルスも発生した、あの「スペイン風邪」と今回のコロナ流行とは、あまり変わっていないことに驚きを感じています。
コロナ流行をはじめ、今の異常気象を考えたとき、自然を創造された主の偉大さの前に私は、主によって塵でつくられた、力もない小さなものだと思わざるを得ません。しかし、そのような私でも、生徒・学生も、また、大阪女学院同窓生の皆さんも、・・・今、主は、私たちに鼻から息を吹き入れられ、人として生きる者、人として愛される者としてくださっている。(創世記2:7)このことを深く憶えつつ、大阪女学院の教育、経営に励みたいと思います。同窓生の皆さん、これからもご支援、ご協力よろしくお願いします。