笠松 正夫(22)
昨年に地歴部温泉旅行は20回目を迎え、過去最多タイの9人で恵那峡温泉を訪れた。着くなり恒例のカラオケ、夕食後も、更には翌日も、とカラオケ三昧である。曲目は演歌やGS,ポップスなどの懐メロから最近の曲「若い広場」まで多彩である。もちろん我が後輩の「香西かおり」のレコード大賞受賞曲「無言坂」は定番として登場し、小幡(旧姓中川)さんが熱唱する。その中からカラオケマシンの「高精細」の得点を競い、最高得点者を決めるという具合である。20回を超える中で、その半分以上優勝している宮本君、在学時学年成績一・二位争っていた秀才はここでも健在である。「打倒宮本」を目標に小林旭宣伝のカラオケ機を購入し、自宅でこっそり練習する者。一人カラオケや家族でカラオケボックスに入り浸り練習する者。湯船に浸りながら風呂場の反響音を利用し、自分の声に酔い痺れ自信をつける者など各自練習に余念がない。おかげで今では80点を下回る者がいなくなり、みんなの歌唱力?も相当上がった。
地歴探索や温泉三昧といった当初の目標から少しかけ離れてきたが、70歳に手の届くメンバーが大きな声を張り上げたり、目標を持ったりすることは、健康維持や参加意欲につながり、この会の継続を確信する。