2018年9月22日(土)に「遊歩う会」が催行されました。この会は近場で意外と知らない歴史や建物、自然などを気軽に訪れて、同窓生の親睦を図る会として発足いたしました。
今回は「大阪で唯一残るレトロな路面電車乗って、緑豊かな住吉大社~天王寺界隈をブラリ」と題して、13期の吉田弘さんの案内で実施されました。
10時30分に天王寺駅に集合し、まず大阪で唯一残る路面電車の阪堺電車に乗って住吉大社に向かいました。天王寺駅前駅を出発すると、しばらく軌道緑化された「芝生軌道」を走ります。ゆっくりと流れる車窓を眺めながら20分程で住吉鳥居前駅に到着しました。
駅の前がすでに大社の大鳥居です。その鳥居をくぐると住吉大社の象徴でもある朱塗りの太鼓橋が現れました。この橋を渡り第一本宮を目指します。途中お日柄がいいのか婚礼の道中に遭遇し、こちら迄幸せのおすそ分けをいただいたようラッキーな気分でした。第一本宮から第四本宮までお参りをすませ、昼食場所の住吉公園へ向かいます。
住吉公園は住吉大社と道路を挟んだすぐのところです。住吉公園は大阪府の公園としては一番面積が小さいそうです。土曜日ということもあってバザーなどで結構にぎわってました。我々は左手に進み池のほとりで昼食といたしました。天気にも恵まれ爽やかななかいただく弁当は最高でした。ただ台風の影響で住吉大社・住吉公園とも、そこかしこで大木が倒れており被害の大きさに驚かされました。
昼食後は再び阪堺電車で天王寺に戻り「あべのハルカス」の16階展望デッキ<無料>からの展望をたのしみました。晴れていたので東に生駒山地・二上山の山並みが大変美しかったです。
その後天王寺公園内の「てんしば」を通って「慶沢園」へ。慶沢園は住友家の茶臼山本邸庭園として、1918年(大正7年)に完成した回遊式庭園で、その後旧本邸敷地(現・大阪市立美術館)、茶臼山とともに大阪市に寄贈されました。園内は周りの喧騒が嘘のような静かなたたずまいでした。池に面する四阿(あずまや)の席に座り、暫し無心にかえり景色を眺めておりましたが、容赦ない蚊の攻撃にはまいりました。
慶沢園を出て大阪市立美術館前で一応解散となりました。
その後は有志でディープな大阪を求めて新世界を巡り、大阪名物の串カツを食してJR新今宮で解散いたしました。
学生時代にはよくデートコースで茶臼山の貸しボートに乗ったりしたことや、家人から天王寺公園や新世界には危ないので近づかないよう注意されたことを思い出しましたが、今回何十年ぶりかに訪れてみると、その時とは全く違う街に生まれ変わり、また多くの外国人で溢れる様を見ると「街」は生きているのだと実感しました。本当に楽しい一日でした。案内役の13期の吉田弘さん本当にお疲れさまでした。次回も期待しております。
<かかった費用>
交通費 阪堺電車 天王寺駅前駅―住吉大社鳥居前駅 往復 420円
入園料 慶沢園 150円 合計570円
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※次回は2019年4月27日(土)「世界遺産登録を祈念し仁徳天皇陵と青モミジ&ツツジの風薫る堺市をブラリ」を予定しております。(予定は変更になる場合があります。予めご了承ください)