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2018/03/07

地歴部OB(新22~24期)会温泉旅行

笠松 正夫(22)
昨年、この会報誌に掲載されてから思いがけないことが起こった。会報誌を見た新21期の下牧(旧姓宮武)さんと山本さんから山野君に連絡があり、50年ぶりに再会することができた。早速、恒例の温泉旅行に誘い、師走には4学年にまたがる部員が白浜へ向かった。21期生と24期生は面識がなかったが、そこは東商地歴部OB、同じ学舎で学び同じ部室で過ごした者同士、すぐに打ち解ける。最年少の24期鈴木(小西)さんは東商同窓会理事として活躍しており頼もしい限りである。8年前僅か4名で始まった温泉旅行、今では12名になったが消息不明の部員探しの50年の壁はそう薄くはなかった。みんなで情報収集し粘り強く探した結果だと思う。しかし、再会を喜び今なお青春を謳歌できる者がいる一方で、若くして病魔に侵され惜しまれながら去っていった者、隔離病棟の中で一人寂しく息を引き取った者、この旅行参加のため帰国途中、タイ空港で脳梗塞により壮絶な死を遂げた者のことを思うと心が傷む。次回で20回を迎える旅行が単なるメモリアルに終わることのないよう、そして、この会報誌が少しでも消息不明者の発見に役立ってくれることを期待したい。
post by HP管理

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