トップページ > 恩師・先輩インタビュー > 懐かしの恩師へのインタビュー 松本 静青 先生

2010/02/16

懐かしの恩師へのインタビュー 松本 静青 先生

平成13年4月7日 於:東商会館
松 本 静 青 先 生

大正8年(1919年)生まれ。奈良県出身、国士舘大学国史科卒業、東商での勤務は昭和22年(1947年)9月から昭和58年(1983年)3月まで、主として日本史、世界史を担当
―――先生は万年青年ですね。
いやぁ東商創立の1年前の生まれなんで今年82歳になりますよ。身体は別にどこが悪いということもなく元気に過ごしております。子供は皆独立し今は家内と二人でのんびり年金生活をしております。

―――先生の趣味は何ですか。
趣味というものが全くなくて毎日テレビを見たり、本を読んだりしておりますが、私の生家の近くに畑や田んぼがあるので、そこへ週に1回位畑仕事に行きます。今は耕運機のような機械があるので、樂になりましたね。

―――先生の東商時代の思い出は?
私は大学を出て、東商に来るまで二つの学校に勤務しましたが、昭和22年9月1日に東商に赴任しました。当時は広小路の戦災に遭った校舎でひどい設備でしたね。しかし、いろいろと面白いことが今から思えばありました。その後久太郎町の校舎へ移転、男女共学となり混乱の時代でしたね。昔は教師の転勤はあまりなくて、結局昭和58年に退職するまで36年間、東商で教鞭をとりました。高橋先生も三枝先生も37~38年間の東商勤務をされましたから、今とは随分違いますね。私より年配の先生で存命なのは、石川順一先生くらいのもので寂しいですね。
東商時代は他の先生方と仲良くさせて頂き、よく旅行もしたものです。私が退職する頃は女子生徒が圧倒的に多くなっていましたが、赴任した当時は男子校のようなものでしたから、入学するのも難しい時代で活気があり緊張感がありましたね。就職難の時代もあり苦労したこともありました。しかし、これからの東商は時代の変化にうまく対応し発展してほしいものです。


松本先生は50年前と体型、雰囲気も殆ど変わらない感じでお元気そうでなによりでした。これからも同期会等があれば是非ご出席頂きたいものだと思いました。
インタビュアー  川崎正明(新5)、 森敏子(新5)
post by ホームページ管理

コメント 2 件

この投稿のコメントを閲覧するにはログインして下さい。

コメントをどうぞ

コメントを投稿するにはログインしてください。