春木重憲先生 昭和36年~昭和52年

東商は私にとって第2の故郷、思い出の詰まったかけがえのないところです。大学卒業後すぐ東商に赴任し、西も東もわからぬまま只情熱だけで駆け抜けた10余年でした。温かい先輩や同僚に導かれ、素晴らしい生徒らに助けられました。何度もお手上げ状態になりながらも「本気でぶつかれば、必ず思い出は通じる」と思えたのも東商でした。
今後も東商の同窓会には出席したいと思っています。
今、私は地域の観光ボランティアガイドと年寄りのテニスを楽しみながら元気に過ごしています。
笹月 繁先生 昭和39年~昭和49年

岩前宏明先生 昭和41年~昭和57年

ところで人を育てることが教育の使命ですが、教師は、否応なく自分の生きる時代の要請も背負っていかなければなりません。
教師生活の後半は管理職として学校改革の問題に正面から取組まなければなりませんでした。苦しい時もありましたが、今となっては懐かしい思い出です。いつの時代も学校現場は時代の要請にも向き合いながら生徒の成長を見守っていかなければなりません。後輩の先生方の健闘を祈るばかりです。
※近況報告はいつもと同じですのでカットしました。「元気です」
安原敏夫先生 昭和42年~昭和51年

常に過去を振り返りつつ、学びよりよい明日を目指して歩んで行くことがとても大切です。人生いくつになっても生きがいある暮らしはこれからです。からだは、いかに健康を持続できるかが課題です。食べ物も人間関係、運動、社会生活と同様に全体の一部に過ぎません。人との繋がりが心の支えです。相互の人間関係は自己を磨く原動力です。生きる目的は幸せになることです。1人で幸せになることはできません。交流の中で幸せを感じることができます。同窓生の人生経験は東商同窓会の活力になります。
週3日、児童いきいき放課後事業に係わり大阪市立の児童から元気をもらっています。
松尾三郎先生 昭和56年~昭和62年

本校が100年の栄光の歴史の中で築きあげてきた伝統の中核は、建学の精神「士魂商才」にみられるごとく「人間として行うべき道、即ち人倫の道の実践」と「豊かな感性の上に築かれた企業経営の知性」とを両輪として求めたものであり、普遍の商業教育の理念であると思います。
会員諸兄姉におかれましては、母校で培われました「輝く叡智」と「強く豊かな心」と「より健康な体」を持たれまして、世界平和の為に貢献されますよう祈っております。
なお一層の絆の深まりを念じつつ。
「老賛賛」九十路へと旅より
来し方や 思い尽きせぬ ここのそ路 碧空遙か 老い静謐(しずか)なり
髙西 正先生 昭和56年~平成12年

私の今は中学1年生の孫の野球の送迎と応援、全日空のマイル修行、週1?2回のボウリングと4月以降の週1?2回の船頭業です。昨年、10 月に80歳になり地獄か天国が近くなりましたので身体に気を付けて残り少ない人生を愉しみたいと思います。
今後の目標は孫の野球の全国大会(出場は現在未定ですが昨年は出場し埼玉、大宮まで行きました)の応援、年3回以上の欧米旅行、ボウリングのアベレージ170(現在155)と週1~2回の舟漕ぎなどです。
それから名刺広告にあるTower Knives Osaka よろしくお願いいたします。
北山武司先生 昭和56年~平成2年

https://www.instagram.com/marutaro1206/?hl=ja
石井雅宏先生 昭和57年~平成6年・平成17年~平成19年

さて私自身の近況ですが、古希も過ぎ73歳になりました。気力・体力は年齢相応で、仕事も何とか続けています。そろそろ区切という気持ちもあり、今後のことは白紙です。いずれにせよ、それなりの日々を過ごしております。
浅利守光先生 昭和58年~昭和63年

就任時、高等学校では希有の高層8階建て、新築の校舎で最新の機器が揃い、授業内容も革新のものでした。屋上から下を見下ろすと、眼球がクルクル。
スクラップへの行進は、原価計算の噺だと思っていましたが、俺のことだと、認識を自覚に高めています。
歴史探索をと結成した「まほろば歴史同好会」早や12年。パソコンかスマホのグーグルから覗いてみて下さい。家庭菜園は規模縮小。昨夏の酷暑は、曼珠沙華の開花が彼岸に間に合わず、大菊の成長もひと月遅れでした。
山本俊明先生 昭和60年~平成2年・平成8年~平成11年

士魂商才の四文字は東商を想起させます。この建学の精神が活かされてほしいと思っています。近々、眼科手術をします。外科は年4回通います。古傷のヒザ病で歩きにくいのでもっぱら読書(歴史物)、テレビを見ています。年相応の暮しです。オール東商の健在を祈念申し上げます。
髙橋保博先生 昭和63年~平成2年

新しい学校として再出発されても、培われて来た伝統と精神は、引き継がれていることでしょう。
私が、旧東商業高校にお世話になったのは、1988年4月から1990年3月までの2年間でしたが、その間に学んだものは、私の教員としての人生に大きな力となっています。
今後とも、同窓会が益々発展されんことを願ってやみません。ありがとうございました。
創立100周年、本当におめでとうございます。
谷口 武先生 平成6年~平成26年

在任中の沢山の思い出が浮かびます。長居球技場や中央体育館での体育祭、北海道富良野の修学旅行、志賀高原のスキー旅行、生徒と共に歩いた山の辺の道や飛鳥でのウォーキングテスト等々、思い出は尽きません。
OBF校舎に移った晩年には、簿記コンクール全国大会に65期生が出場したこと、東商最後の卒業生(66期生)の担任もしました。
現在70歳を過ぎ、大阪市都島区の小学校でイキイキ活動の指導員として、子ども達と元気に過ごしています。
徳重 悟先生 平成8年~平成21年

平成8年4月から平成21年3月までの13年間お世話になりました。その間に、様々な役職に携わり、平成9年4月からスタートした新学科の立ち上げにかかわり、数多くの校務運営や学校運営の様々なことを学ばせていただきました。その経験が、その後10年間の教育活動の原動力となりました。
また、多くの珠算人を輩出した伝統ある東商珠算部に顧問としてその活動に携わらせていただきました。伝統に恥じないように、全国大会出場も数回果たすことが出来ました。東商珠算部で、その育成に携われたことは、珠算人の一人として、大変光栄なことでした。
現在、私は昨年3月に定年退職をし、再任用教諭として、鶴見商業高校に勤務し、商業教育の一端を担わせていただいています。
多くの卒業生と関係教職員が集い、創立100周年を祝しましょう。
船城英教先生 平成11年~平成22年

定年後大阪ビジネスフロンティア高校と鶴見商業高校で剣道部外部指導員として稽古させてもらってます。
皆様の益々のご多幸をお祈り申し上げます。
玉井 昭先生 平成11年~平成14年

学校近くの花屋さんに朝早く行ったとき、店では全国に商品を発送するため忙しく作業をしていました。それを見て、中央区は今も商業の中心地であると感じた次第です。学校創立80周年式典・祝賀会に出席しておられた大阪市を良く知る雑誌記者の方が次のように述べておられました。”商都大阪”の中心部・旧東区は船場商人で活況を呈し、財力の中心であった。往年のその様な風景の中で大阪市立東商業高等学校の歴史が始まり、優秀な卒業生を多数輩出してきたと。その後90年余を経て、大阪市立東商業高校3校が統合され東商業高等学校の名前は無くなりました。しかし、80周年を記念し同窓会の方が、校名を記した記念碑と三本の松を大阪城天守閣近くに設置し、市当局に寄贈しておいてくれましたので、卒業生や東商業高校関係者が集う場所があり、喜ばしく思っています。この松の植樹式に参加したことが思い出として残っています。令和2年7月19日の100周年記念祝賀会には皆さんと共に懐かしい校歌を大声で歌いたいと思っています。
市田 淳先生 平成13年~平成14年

私は平成13年4月、これまでの定時制高校から朝のひかりの眩しい白亜の校舎に着任しました。翌日は地元議員・市関係者・同窓会御歴々ご参列のなか80周年記念碑除幕式が大阪城天守閣庭園で行われました。「士魂商才」に刻まれた重みを知りました。当時、教育委員会では特色ある学校づくりを推進するため独自予算が付けられました。玉井校長先生は「株式買付」を提案しましたが実現には至りませんでした。商業高校らしい案として評価を受けました。また当時スタートしたジュニアインターンシップの実施には橋本会長様のご協力より同窓会事業所をご紹介いただきました。文化祭活性化としてオープニングで和太鼓演奏を行うことができました。これらには進路指導課や生徒会の先生方の並々ならぬ苦労があったことは言うまでもありません。船場の地に金字塔を打ち立てた学校を心の財産としていつまでも残したいと思います。
森本 実先生 平成13年~平成24年

首席として90周年記念事業に携わらせていただきましたが、時の経つのは早いものですね。私はといいますと、平成27年に特別支援学校に異動となり、翌年の特別支援学校の府への移管に伴い1年間の派遣期間を経て大阪市を退職し、平成29年より府立学校の教員として新規採用されました。現在は府立の支援学校で准校長としてお世話になっています。天真爛漫な児童生徒達に囲まれその笑顔に満たされ充実した毎日を送らせていただいています。東商の建物は無くなってしまいましたが、「士魂商才」の東商魂は永遠に不滅です。同窓会の益々のご発展を祈っています。
玉岡照宏先生 平成19年~平成21年

東商が閉校となり早や6年。今もなお、大勢の参加を得て総会が開催されている同窓会ならびに東商の存在意義に敬意を表しますとともに、会員皆さまの更なるご活躍・ご健勝を祈念いたします。
佐藤芳弘先生 平成21年~平成24年
創立100周年おめでとうございます。
OBFへの移転前3年間東商に勤務させていただきました。その間、90周年記念行事をはじめ、様々な場面で皆様のご協力をいただきましたことに改めて感謝申し上げます。中央区の校舎最後の年は、校内の設備や備品のほとんどが新校舎に移され、電話とパソコン以外は何もない校長室で業務をしていたことを思い出します。退職後は、毎月1回、島根の実家に帰省するようにしています。今ではすっかり習慣となり、帰省しないと気分が落ち着かなくなってしまいました。
東商は統合・再編でOBFとなりましたが、同窓会の皆様の絆が今後とも一層深まることをお祈りしています。