私たちの同期会は、毎年5月に開催する。それにちなんで、「東商さつき会」と名づけられ、第1回の懇親会が平成6年5月28日、太閤園で44人の同期生が参加して開催された。時の移ろいとともに、今年は17回目を迎える。
「東商さつき会」の、この10年間を振り返ってみた。
★平成13年5月19日太成閣に28人が出席。同期会が再発足して8年目の本会は、その運営について大きな変革を断行した。これまでのクラス別持ち回り から「常任世話人会」を設置することとし、まず5人のメンバーでスタート。
この試みが奏功し、これまでの出席者のばらつきが解消されるなどの変化が見られることになる。
★平成14年5月26日大阪を離れ、神戸に会場を移した。24人の出席だったが、ホテルプラザ神戸から見えた夕日が印象深かった。
★平成15年5月18日卒業50年記念は、ミナミの瑚月で挙行された。36人のうち6人が初参加。一味違った雰囲気がかもし出された。記念品として「創作 湯飲み」が手渡された。
★平成16年10月17日44人の参加はこの10年間で初めてである。
先に発足した「常任世話人会」は同期会の開催前に、会の現状認識、今後の運営などを審議する。5人でスタートしたが、この頃に は女性2人を含め11人。この日は30年ぶりという友も見え、盛会であった。
★平成17年5月15日「古希」を迎え、ホテル日航大阪で祝宴をあげた。41人の参加。ここへきて出席者の顔ぶれは、40人ほどで安定した感じである。
この歳になると、話の中心は孫のこと、つれあいのこと、健康などに絞られるようだ。
★平成18年5月28日道頓堀ホテルに38人が参集。ある友は、ここでは中国料理しか出ないのと、一年に一度のことだから、いま少しグレードアップして もいいのではないかとの感想。常任世話人会に一つのボールが投げられた。
★平成19年5月27日帝国ホテル大阪で開催。格調高いホテルで、おめかしした女性10人を含め、39人が出席。
会長、同窓会担当、事務局からそれぞれの挨拶のあと、懇親会。熟年時代の体験談、生涯学習にも大いに挑戦しようなどと歓談のと きが流れる。まさに至福のひと時だ。
★平成20年5月11日当会も再発足後、15回目の節目を迎えた。卒業後55年でもある。大阪城が眼下に見えるKKRホテルに41人が来場。話は、これまで歩 んできたそれぞれの人生や、余生をどう過ごすかといったことが中心。
★平成21年5月10日評判がよかったので、今回の会場は前回と同じ。参加者は40人。冒頭挨拶に立った会長は「22年7月に行われる90周年記念同窓会総 会に6期として全面的に協力する」と表明、「次会17回の同期会は記念総会と併合開催する」との事務局提案を、満場一致で了承した。同窓会担当がお礼を述べ、新緑がまぶしい大阪城を眺めつつ、お開きとなった。
★平成22年7月11日(予定)ご案内の通り、90周年記念総会の日。自転車が当たるという「大抽選会」。さて、当日は何人の友が来会してくれるだろうか。次号の「同期会だより」で報告させていただく。