一昨年度、母校・東商業高等学校は市岡商業高等学校、天王寺商業高等学校と同じ学び舎に移転し、後継の学校となる「大阪ビジネスフロンティア高等学校」に新入生を迎え、新たなる時代を迎え早二年が経ち、いよいよ、東商業高等学校の名前での最後の卒業生が旅立ってまいりました。同じ校舎に、四校の生徒たちの異なる制服が集う生活は、たいへん難しい学校経営となりましたが、同時に活気に満ちた素晴らしいひと時でもありました。開校式典でお披露目したとおり、新しい学校の校訓は「守破離」です。母体三校の長きにわたる歴史と伝統をしっかり守り、商業の基本を大切にしながらも新しい時代にふさわしい教育を実践していくために自らの殻を破り、本校独自の新たな境地を見出すことを校訓として標榜いたしました。
「東商業高等学校」の名前での最後の生徒たちが、有終の美を飾ってくれましたが、同時に、彼らから、大阪ビジネスフロンティア高等学校の生徒たちに「東商」の素晴らしい伝統もしっかりと受け継がれてまいります。同窓会会員の皆様におかれましては、是非とも後継となる大阪ビジネスフロンティア高等学校の生徒たちの応援もお願いしたいと思います。
最後になりましたが、同窓会会員の皆様のなお一層のご活躍、ご健勝を祈念いたしますとともに、引き続きのご支援をお願い申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。