林業科の生徒は草花や農作物の実習ができませんでした。本来なら植物の成長や必要な作業の過程を一から学んでほしいのですが、旬の時期に合わせるために、林業科の教員が中心となって実習の準備を進めています。ベゴニアなどの草花の鉢上げ、スイカの畝を立てたり、苗を植えたりしました。鴨山演習林の整備も進め、苗木を植えました。この鴨山での作業中には、山菜を見つけることができました。後日、実習をするはずだった生徒たちに教材として贈りました。行くことができなかった演習林に思いを馳せてくれたことでしょう。
スイカの畝立て | 鴨山で見つけたコセダラ | 鴨山の草刈り |
授業のできなかった期間、プリント課題だけでなく、先生ごとに工夫を凝らして作成した動画も配布したり、一部の科目ではオンライン授業も実施したりして、家庭での学習を支援しました。また、学年ごとの登校日には、質問に応えられる時間を設け、生徒一人ひとりの生活の様子や悩みなども聞くことができるよう面談も行いました。必要な生徒には家庭訪問を行うなど、小規模高校だからこそできる、きめ細かな対応に全教職員が一丸となって取り組みました。
オンライン授業の方法を研究しました | オンライン授業の様子 |