普通科自然探究コースには、課題研究という科目があります。身近な科学現象や生物、植物などについてテーマを設け、1年間かけて調べ、実験し考察します。教科書を学ぶのではなく、自らが課題設定をして主体的に取り組むことで、科学についての知識を深めるとともに探究していく方法も身に付けます。
今年度の3年生の発表会を、中学校の先生方もお招きし１２月１８日に行いました。効果的な防音方法、ミニ四駆のスピード向上の方法、パンケーキの膨らみ方など、バラエティ豊かな発表会になりました。普通科の１・２年生も見学し、先輩たちの取組を興味深く見ました。

田口高校林業科は、ICTなどの新技術を活用し、森林管理や作業の効率化を図る「スマート林業」を学んでいます。１月１８日には、設楽町ドローンクラブの方を講師にお招きし、林業科２年生の生徒がドローンの操縦を学びました。一人ひとりがコントローラーを持って、離着陸やポイントを巡回する操縦体験をしました。林業科の後輩たちは、日々新しくなる最新鋭の林業技術を学んでいます。

10月25日に熊本で開催された第７４回日本学校農業クラブ全国大会、農業鑑定競技会（分野森林）において、林業科３年の生徒が見事「優秀賞」を勝ち取りました。7月に行われた愛知県大会で「最優秀」を受賞し、全国大会に進出。かつての林業科の先輩方に続いて全国大会４年連続受賞の快挙を成し遂げました。
大会に先立って9月14日に開催した校内での壮行会では、同窓会佐藤副理事長や田中校長先生から激励の言葉が送られ、堂々それに応えての受賞です。また、農業クラブ員代表者会議にも田口高校農業クラブ会長が参加し、全国の仲間と交流を深めてきました。（写真は校内壮行会と全国大会会場の熊本農業高校）

コロナ禍のために、過去３回の文化祭は、来場者を保護者だけに制限をした形で行ってきましたが、今年度は4年ぶりに一般公開を再開。好天に恵まれた11月2日（木）、同窓生や地域の方がたくさん田口高校に来校されました。
食品を扱う催しも再開し、生徒やＰＴＡが腕を振るった食品バザーを開催しました。また、今回は地域との連携企画として、地元のキッチンカーや奥三河ふるさとガイドによる巨木展も文化祭に彩を添えてくださいました。農業物産販売や授業の成果発表も行われ、充実した文化祭となりました。ご来校された同窓生や地域の皆さん、ご来校ありがとうございました。

11月2日（木）に文化祭を実施します。今年度は4年ぶりに一般公開を行います。
クラスの発表や林業科の物産販売（申し訳ありませんが自然薯の販売はありません）、ＰＴＡや地域のみなさんの企画など盛り沢山で行いますので、ぜひご来校ください。
    

＊	駐車場はグラウンドです。シウキ製材所への道路にある西門よりご入場ください。 なお、学校周辺は下水道工事を行っており、通行止めの箇所かあります。ご不便をおかけします。 また、路上駐車は近隣の方の迷惑となりますので、絶対にしないでください。
＊	体調が思わしくない方は、申し訳ありませんが来校をご遠慮ください。

夏休み中の7月26日（水）、林業科２年生は名倉のゴルフ場でインターンシップ（職場体験学習）に取り組みました。ゴルフ場のコースは、自然環境の中でも快適で均一な芝の状態を維持するため、大型機械なども用いて丁寧に整備されています。生徒たちは、作業用機械の操作方法などはもちろん、自然を相手とする仕事に取り組む意識なども学んでくれたと思います。夏休みにしかできない貴重な体験を、名倉カントリークラブさんのご協力で行うことが出来ました。ありがとうございました。

「中学生一日体験入学」を8月7日（月）に実施しました。連携中学の生徒や、田口高校について知りたいと思っているその他の地域の中学生や保護者をお招きし、田口高校の特徴や学習内容を紹介しました。また、英語や数学、林業や家庭科の模擬授業の体験、生徒会役員によるクエスチョンタイムなど、半日ではありましたが盛り沢山の企画を用意して、田口高校の魅力を伝えました。田口高校を進学先の選択肢としてもらえるよう教員生徒一丸となって取り組みました。

奥三河の山岳地帯を縦走する「奥三河パワートレイル」は、第１回からボランティア部や運動部員が沿道から選手を応援し続けてきた思い入れの深い大会です。今年は旧田口線の廃線跡の一部をコースに加えるとのことで、コース整備のためのボランティア要請が田口高校にあり、11名の生徒が呼びかけに応じてくれました。
梅雨の晴れ間となった7月２日（日）の蒸し暑さの中、倒木や枝葉を取り除く作業に取り組んだ結果、見事なコースが出来あがりました。達成感とともに、地元を盛り上げる活動に取り組んだ充実感から、どの生徒も清々しい表情を見せてくれました。
今年の開催は10月1日（日）です。当日も多くの田口高校生で選手に声援を送りたいです。

　今年度の同窓会役員総会を6月29日（木）に行いました。総会には18名の理事、2名の同窓職員が参加し、校長先生、教頭先生にもご臨席いただき、昨年度の事業・会計報告、今年度の事業計画案・会計予算案が滞りなく承認されました。なお、今年度は2年に１度の通常総会開催年度です。末尾が８と９の回生（２８回生、２９回生、３８回生、３９回生等）が当番回生となり、該当回生の理事と役員理事で実行委員会を組織することも決まりました。秋の開催に向け、実行委員会で同窓会報の発行と総会実施準備を進めていきます。準備状況については随時HPでも掲載していきますので、ぜひご注目ください。

　全国の農業高校生が所属する「農業クラブ」は、知識や技術の向上、研究活動や農高生の交流など様々な活動を行っています。6月から7月にかけては、プロジェクト発表会や測量、農業鑑定などの県大会が目白押しで、田口高校林業科の生徒も小規模校ながら上位入賞を目指して奮闘しています。
　7月5日（水）に行われた農業鑑定競技会では、田口高校林業科の代表は森林分野で最優秀、優秀、オブザーバー１位と、上位を独占受賞する快挙を成し遂げました。学年を超えて切磋琢磨しあい、始業前や授業後などの時間もこつこつと努力を重ねてきた成果です。この結果、10月に開催される第74回日本学校農業クラブ全国大会令和5年度熊本大会に愛知県代表として出場することになりました。応援をお願いします。