令和6年度全国支部長会(総会)の報告

2024年12月26日(木)

 令和6年度全国支部長会議を、令和6年11月16日(土)(14:00~17:15)シーモールパレス・ルビーの間(会議室)にて、36名出席のもと開催した。
 
 会議に先立ち三木市大理事長より、大学の現状と今後の展望について話があった。
現在、「総合大学化」に向けて努力しているところ。来春には、看護学部も設置の運びとなっている。キャンパス内にプロムナードが完成、大学祭もそこで開催した。求人については、
144社の企業が説明会に参加して頂き、有名な会社の参加もあった。これは、下関市立大学を注目、評価されてきている証左。今後も評価向上に努める所存である。
今日は全国からお集まりなので、(下関在住の方を除き)同窓生の方々にお願いしたいことは、当大学において、下関市の「ふるさと納税」制度を利用して、大学への寄付を頂ければと思っている。それができた暁には、是非とも協力いただきたいと話された。
 
 会議冒頭冨成会長より、平素からの同窓会活動に対する協力に感謝の意を述べられた。
本日の「全国支部長会議」は、提案事項や多くの審議事項がある。折角の機会ですので、忌憚のない意見を出してもらいたいと挨拶された。
 
(議事に入る前、吉鹿市立大学事務局長より大学の現状について報告があった。)
  • 現在、全国で公立大学は101校ある。本学は、来春看護学部の設置で三学部になると、(全国で三学部以上ある総合大学は30校。収容定員二千人超となると16校しかない。)
    全国で14番目の規模に達する。また、小規模だが評価できる大学として上位にランクイン(全国で19位・中四国で2位)されており、全国からも注目されている。この勢いで「世界に通用する大学」を目指しているところである。
  • 学生の学習成果に関するアンケートでは、習熟度と満足度が以前の50%程度から80%超に上昇。学生は「一つひとつの学びが、私の力となる」を実感しているのではないか。
  • 世界を視野に入れて、国際交流の拡充と産学官連携や地域連携にも注力している。欧米の名門大学と国際学術交流協定を新たに締結した。
  • 就職状況は依然好調で、98%超え、著名な企業にも9.4%就職している等、ビジョン2040年問題と絡めて話された。 
     
(議事)
1. 令和6年度事業報告・決算報告があり、佐々木監査より監査報告がなされ、特段異議なく承認された。
事業報告・決算概要
(収入の部)
会費収入は入学者541名であり、1082万円。(予算比プラス122万円)
 (注.新設のデータサイエンス学部88名分含む)
(支出の部)
本年は同窓会活動運営費において若干予算オーバーしたものの、ほぼ予算通り執行された。会費収入の増加で、後期繰越350万円(予算比102万円の増加)となった。
   
2. 令和7年度予算(案)
予算の概要
 同窓会の運営費となる会費収入は、入学者540名として計上。(1080万円)
(看護学部定員80名を含む)
支出は、収入の範囲内で運営しようと組んだ予算で、経費節減に眼目した可成タイトなものになっている。
 (主なものものは)
①支部長会議・総会費140万円 ②各支部助成金339万円 ③役員会議・支部総会参加旅費等130万円 ④卒業記念品70万円等で、実質支出合計1112万円であり、前年比170万円の減少。(繰越金228万円)
以上、令和7年度予算案は特段の異議なく承認された。
   
3. 役員(1名)・新支部長(3名)の紹介
  山村重彰(9期) (理事、下関)  市大理事長に就任された時に理事を辞されたが、この度理事長を退任。理事に復帰されたもの。
  黒木幹雄(12期) 宮崎県支部長 令和6年3月就任
  西川嘉則(19期) 鳥取県支部長 令和6年8月就任
  赤松 矢(20期) 中部総支部長 令和6年10月就任
     
4. 「ブロック制導入及び役員会議のあり方」について、会長より提案があった。
  要旨は、現在①関東 ②中部 ③関西 ④中四国 ⑤九州の5地区に副会長・理事を置き、本部と各支部の連携をとっているところである。特に、北陸支部(3県)はこの地区割に属していない。また四国総支部(4県)は単独県の支部ではない。そのことから、地区割(ブロック)を7ブロック(関東・中部・関西・中国・北陸・四国・九州)にしたいとの提案である。様々な意見が出されたが、今回は最終的に、7地区割(ブロック)にすることは賛同を得た。
     
5. 支部総会開催状況
  今年度は、(3/23)宮崎県支部を皮切りに、最終(10/26)鹿児島県支部と全支部で支部総会が開催された。(本部から会長・副会長が支部総会に参加した)
     
6. 各支部報告・意見交換
  各支部報告を纏めてみると、支部長が期の二桁台の支部が増えてきた。幹部の若返りが進んできているが、まだ支部総会等に若い層の参加者が少ない状況にあり、苦慮されている様子が窺えた。
  近隣の支部との交流を進めていきたいとの話が複数あり、喜ばしいことである。
  各支部とも工夫を凝らして、支部総会等への参加を促していることも窺えた。
  「プチ同窓会」を開催している支部も複数ある。
以上
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