令和2年度全国支部長会(総会)の報告

2021年01月15日(金)
 令和2年度全国支部長会議は、令和2年11月28日(土)15:00よりシーモールパレス会議室にて、下関在住の本部役員(12名)のみの出席のもと開催した。
会議冒頭中村信悟同窓会長が、例年ならばここに全国から役員、支部長が揃い、会議を行うところでありますが、今年は新型コロナの感染拡大防止の為、他地区からの来関が叶わず大変残念に思います。(9月末、全国の役員、支部長に開催是非のアンケートをした結果)
  本会は、下関在住の役員だけでの会議であるが、他地区の役員・支部長については書面審議で参画して頂きます。会議時間も短縮しているので、集中して審議するとともに忌憚のない意見を出してもらいたいとの挨拶があり、議事に入った。
 
 議事に入る前、砂原市立大学事務局長より大学の現状について報告があった。
新型コロナの影響を受けている学生の生活を心配している。このことから、同窓会からの寄付金等も使わせていただき、学生全員に一人3万円支給した。新型コロナの収束が見えない中、まだまだ学生に対し生活面への支援が必要と思われる。
学生の授業については、一部のゼミ(外国語、コンピューター実技)では対面授業をしているが、他は未だ遠隔授業を続けている。
そのような状況下ではあるが、就職内定率は7割程度と順調に推移している。
大学運営を確立する為、大学設置者である下関市が定款を変更、2020年4月より理事会の設置と副学長制を導入した。
専攻科(リカレント教育)は本年6月発足(受講生80名)。市外からも受講されている。
下関市が設置した大学なので、市民の方からの意見を積極的に取り入れ、学生の教育向上に努めていきたいとの報告があった。
(議事)
1.令和2年度事業報告・決算報告があり、畠中監査より監査報告され異議なく承認された。
事業報告・決算概要
(収入の部)
・会費収入は入学者495名であり、予算比△100千円にとどまった。
(支出の部)
・全国的な新型コロナの影響で、①各支部総会の中止 ②全国の集い(岡山)の中止 ③役員会の規模縮小 ④大学関係の行事(卒業式等)が中止となり、関連費が減少した。
・予算外の支出としては、緊急対策費(コロナの影響)として学生支援を目的とした寄付金(100万円)および応援広告費(11万円)。また卒業式中止に伴う記念品の郵送費(19万円)が増えた
2.令和3年度予算案
予算の概要
①同窓会の運営費となる会費収入は、数年来の入学者の趨勢を勘案し、500名として計上。(会費収入1,000万円)
②同窓会活動基金残高2,300万円は据置。
③支出については、来年度においても新型コロナの影響がないとは言えない。「withコロナ」での対応もあると考え、当面例年通りの予算としておき、臨機応変に対応することとした。
④大学との情報交換で、コロナ禍に見舞われている学生の生活面での支援も必要とのことから、緊急対策費200万円(寄付金か食料品等の寄贈)を予算化した。
これについては、各支部活動助成金の一部(一律30%)と本部会計を充てる。
以上、予算案は承認された。
今回は、他地区の役員および支部長(27名)に書面審議をお願いした。回答結果、今年度事業報告・決算および次年度予算案とも全員の賛成で承認された。
 
3.四国総支部の引受で“全国の集いin四国・高知”が令和3年5月8日(土)開催される予定であったが、新型コロナの感染拡大防止の為、中止となった。
※令和4年度に再開催の予定です。
4.会議終了後、前田市長、山村理事長、砂原事務局長をお招きし懇親会開催。同窓会役員との懇親を図った。
以上
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