下関市立大学同窓会は、全国的な新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、学業や生活に苦しんでいる市大生を支援するため、大学に100万円を寄付した。
令和2年5月27日(水)午前11時より寄付金の贈呈式が行われ、全国の同窓会員を代表して中村信悟同窓会長が山村重彰理事長に寄付金の目録を手渡した。
寄贈者のあいさつで、中村同窓会長が「新型コロナの影響で学生が学業や生活に本当に苦しんでいる。各支部からも学生を支援したいとの後押しもあり、まだまだ足らないかもしれないが、微力ながら応援させていただくことが我々の使命」と語った。
山村重彰理事長が謝辞のあいさつで、「卒業生のみなさまのご厚情は学生にとってかけがえのない支えとなる。寄付金は全学生に行渡るよう活用したい」と述べられた。
また、大学では新型コロナ感染拡大を避けるべく卒業式(3月25日)・入学式(4月6日)が中止となった。授業は5月18日(月)から遠隔授業(オンライン授業)から開始されているが、春期一杯続く見込み。学生の学内施設への立ち入りについては、窓口対応が必要な手続きを除き、屋内・屋外に拘らず学内封鎖が続けられている。
そんな不自由な生活を余儀なくされている学生にエールを送るため、5月29日付けの山口新聞に”コロナに負けるな!私たち同窓会は市大生を応援しています”との広告を同窓会本部・国内外18支部連名で掲載した。
新型コロナ禍の市大生に同窓会から100万円寄付
2020年06月08日(月)ホームページ管理