開催に先立ち、下関市立大学荻野理事長、中村同窓会長の挨拶があり、議事に入った。
冒頭の挨拶で荻野理事長は、人口漸減により大学の半数は定員割れの状況。市大においてはお陰様で志願者、就職率とも高率で推移しているが、これから国立大学・地方公立大学・有名私立大学との競争激化が予想される。本学においては、そのことを念頭に第3期中期計画を準備する重要な時期にある。同窓会の協力・支援をお願いしたいと話された。
また砂原事務局長は大学の現状報告で、全国的に公立大学の増加がみられる。少子化の波が現実的に押し寄せており、競争激化が予想されるとともに国からの財政支援も厳しくなっている。その対策として、平成30年度より前期入試の入学者選抜方法の変更を行う。主なものは、①A方式(4教科型)・B方式(2~3教科型)の導入 ②3学科志望制等を導入し、受験者が受け易い形にして市大を目指す受験者の取り込みを図るとの話があった。
1、平成29年度事業報告・決算報告があり、畠中監査より監査報告がなされ異議なく承認された。
2、本部役員の改選は、関西地区副会長(藤原久幸)の任期途中の退任によるもので、新たに(関西地区副会長)窪井方和(市大5期)および(関西地区理事)浦晃一郎(市大10期)が推薦され、役員会決定通り異議なく承認された。
他の本部役員については、中村会長以下全員留任(任期2年)。これも異議なく承認された。
3、平成30年度予算案については、冒頭中村会長より、大学からの報告にあった通り同窓会も現状を注視し、少子化対策を念頭においた予算案であるとの説明があり審議に入った。
①同窓会の運営費となる会費収入は、数年来の入学者の趨勢を勘案し、500名として計上。(会費収入1,000万円)
②同窓会活動基金取り崩し200万円。(同窓会活動基金残高2,300万円となる。)
③支出については、本部経費の削減を図っていくが、同窓会員、大学、現役学生に対する支援については変わりない。当面据え置く予算となるが、支部活動助成金については、2年後に見直す。年2回の役員会を年1回(9月)の開催とする等の変更を行う。
以上、役員会の決定通り承認された。
また「同窓会誌」発行について、同窓会の沿革史・記念史的なものを作り、卒業式で新卒者に配布。「同窓会」の存在・意義を啓蒙することを目的とする。その委員会を立ち上げる。
4、四国総支部の引受で“全国の集いin四国・高知”が平成30年7月7日(土)午後6時より開催される。(四国で初めての開催~詳細は後日)
5、(各支部報告)
・クラブOB会・同期会等との繋がりで、総会参加者が増えてきた。(関西総支部)
・広島と福山で交互に支部総会開催出来るようになった。(広島県支部)
・女子会の増強、次いで青年部を立ち上げる。西部地区(浜田・益田)との交流会を行う。芋掘り大会も実施。広報誌も継続して発行する。(島根県支部)
・2019/5/25(土)大分市で集い開催を予定している。(大分県支部)
・2020年には岡山で開催を計画。その準備金も貯めている。(岡山県支部)
等の報告があった。「全国の集い」開催につき、積極的に名乗りをあげる支部が増えた。
6、会議終了後、前田市長、荻野理事長、高橋学部長、砂原事務局長をお招きし、懇親会開催。また現役生の代表4名を招き、OBとの交流も図った。
以上