平成２６年３月２５日、第４９回下関市立大学卒業式があり４５９人（大学生４５５人、大学院生４人）が門出を迎えた。学生歌「青潮ゆたかに」斉唱のあと、卒業証書・学位記が授与された。吉津直樹学長が卒業生に「若いうちに物事の根本を徹底的に考え、深く追求してほしい。また、健全なる精神は健全なる身体に宿るということを絶えず心がけておくことように」とあいさつされた。来賓の祝辞があり、柴田同窓会長が自身の体験談（カナダ滞在のこと等）を話し、足を地に着け若者らしくあらゆる可能性を求めて頂きたいと激励された。卒業生総代として、国際商学科の宮本顕嘉さんが「曲がりくねった道や高い壁が待ち受けていても、行き止まった時でも自分を見失わず、小さな光を見据え歩き続ける」と決意を新たに「出発（たびだち）のことば」を述べた。卒業生は体育館の外で、花束などを手にした後輩たちに祝福された。また、体育館横で市大一期会から昨年寄贈された”しだれ桜”も花をつけ、卒業生の新たな「出発（たびだち）」を見送っていた。