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2022年12月26日更新
第8回特別企画セミナーのご案内
➤立命化友会会員限定
演題 |
くすりの価値をどう測る?測ってどうする? ~医療技術の費用対効果評価と医療意思決定の支援~ |
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講師 | 森脇 健介先生(立命館大学 生命科学部 准教授) | ||
日時 | 2023年2月26日(日) 15:30~ | ||
方式 | 対面並びにリモート | ||
・対面会場▶立命館大学びわこくさつキャンパス リンクスクエア2階 生命科学部教授会室 | |||
・リモート▶Zoom ※別途ご連絡いたします | |||
参加費 | 無料 |
参加のお申込みは、Google Form、メール、Faxにて立命化友会事務局までお願いします。
多数のご参加をお待ちしています。
【概要】
近年、生命科学や薬学、医学領域における基礎研究の成果が、革新的な医薬品や遺伝子治療などの医療技術として社会に恩恵を施す一方で、これらの技術の高額化が進んでおります。例えば、遺伝子治療ゾルゲンスマは、これまで治療法が限られていた脊椎性筋萎縮症に対する根治的な治療法として優れた有効性が示されていますが、治療にかかる費用は1回あたり1億6千万円を超過しており、医療経済への負担も注目されています。昨今、先進諸国では、限られた医療資源のもとでみんなの健康寿命を最大化するために、こうした医療技術を社会の中でどう使っていくべきなのか?という視点も重要になっています。
費用対効果評価とは、医療技術によって得られる効果とかかった費用のバランスを科学的に評価する政策分析の方法です。欧米諸国では多様な医療技術の費用対効果評価が実施され、保険給付の判断などの政策上の意思決定に活用されています。我が国でも2019年に薬価調整において費用対効果評価を活用する制度が導入されており、今度、日本の公的保険医療の立場から様々な医療技術の費用対効果を評価することが重要となります。本演題では、免疫治療や遺伝子治療などの先進医療技術の費用対効果評価の事例を用いて、その分析手法を概説し、課題を整理することを通して、今後の我が国における医療技術の保険償還や価格算定のあり方を医療経済の視点から考える上での材料を提供したいと思います。
講師:森脇 健介
立命館大学 生命科学部 生命医科学科 医療政策・管理学研究室 准教授
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【略歴】 1982年 大阪府生まれ 2005年 広島大学 総合科学部 卒業 2007年 神戸大学大学院 医学研究科 修了(修士) 2007年 慶應義塾大学大学院 健康マネジメント研究科 日本製薬工業協会寄付講座 医薬経済学教育研究プログラム 臨時職員 2008年 神戸大学大学院 医学研究科 社会医学講座 医学統計学 特命助教 2010年 新潟医療福祉大学 医療経営管理学部 医療情報管理学科 講師 (2013/03まで助教) 2013年 新潟医療福祉大学大学院 修了(博士) 2014年 神戸薬科大学 医療統計学研究室 准教授 (2018/03まで講師) 2019年 立命館大学 総合科学技術研究機構 医療経済評価・意思決定支援ユニット (CHEERS) 准教授・副ユニット長(現在に至る) 2022年 立命館大学 生命科学部 生命医科学科 医療政策・管理学研究室 准教授 (現在に至る) |
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