ミライカナエ☆プロジェクト
ミライカナエ☆プロジェクト
2024年12月26日
【学生の活動報告】山田創介、21期・情報通信システム工学科
【支援目的】高専生向け留学プログラムの参加費、フィリピンへの移動費
【活動報告内容】
英語力の向上と観光地として沖縄がさらに成長するための方法を学ぶために、高専生向けの留学プログラムを利用して、令和6年8月31日から9月20日まで、フィリピンのセブ島に行きました。
活動の報告として、2つの事をお伝えさせて頂きます。
1.他高専生との交流を通して感じたこと
技術者として大成するには、クライアントの要望を正確にくみ取る力や、一つの物を作りあげるために、ほかの技術者たちと協力できるコミュニケーション力が必要だと考えます。私が将来、沖縄高専での学びを最大限に生かせるようになるために、コミュニケーション能力の向上がみこめる団体留学のプログラムを選びました。ほかの高専生との交流を通じてわかったのが、文化の違いによりすれ違うことが多々あることです。方言はもちろん、当たり前だと思っていたことが、ほかの県では異なっていたりするため、その説明やすり合わせをする会話が楽しいと感じ、またお互いにその違いを認識することが大切であると実感しました。
2.沖縄の観光地としての課題
私は、後期から、沖縄高専の特有の学びである、「観光・地域共生デザインコース」での学びを受講します。そこで、今回のフィリピンでの語学留学を通して、沖縄観光の魅力や課題を考えたいと思いました。沖縄県とフィリピンはよく似ていて、気候や、アイランドホッピングでのきれいな海、ジンベイザメが有名など多くの共通点を見いだせました。ですが、沖縄が観光地としてより成長するために、学ぶべき相違点もありました。
1つ目は、いろいろな国とのつながりが深いことで、特に中国と韓国です。もちろん距離が沖縄と比べて近いこともあるのですが、沖縄と比べて中国語、韓国語の翻訳が書かれた看板や案内が多く、公用語が英語なのもあって、アジアから英語圏までの幅広い観光客が訪れやすそうだなと感じました。
2つ目は、有名な特産物があることです。沖縄にもあるパイナップルやマンゴーはもちろん、バナナ、コーヒー豆、ココナッツオイルにチョコレートなどお土産として最適な特産物さらに、セブ島はウクレレ、ギターなどの名産地として知られていて、電灯がウクレレ型であるほどです。沖縄もエイサーなどの特有の打楽器を用いた舞踊が有名ですが、他県の高専生に聞いたところ知っている人はおらず、国内での知名度も低いです。
沖縄がよりグローバルな観光地になるためには少なくともこれらの弱点を早急に克服する必要があります。さらに沖縄の最大の弱点は、観光地としての利益がほとんど他国、他県に取られていることです。中国や韓国の団体の観光客は、それぞれの国が運営している観光会社、ホテル、バス会社などにより県内での消費以外ほとんどの利益が外に出てい沖縄の新たな観光地として期待されているジャングリアも経営は県外の会社なので、得た利益を沖縄の新たな発展に使ってくれる可能性は低いです。セブ島で得た2つの弱点と、もともと問題視されていた最大の弱点を解決する方法は、エイサーを沖縄舞踊として世界に発信し世界から注目を浴びることです。なぜかというと、どうしても言語の力が必要なスキューバダイビングやショッピングなどの沖縄の主流な観光法とは違い、音楽は言語での説明なしで、相手の感情を高ぶらせることができます。さらに、音楽は世界共通の文化なので、受け入れやすく打楽器なので、セブのウクレレ、ギターよりも体験が簡単です。沖縄の名産物としてエイサー太鼓を売ることで、国内での消費を観光客に促し、さらに県内で生産すればその利益を沖縄に還元できます。
この活動で、沖縄の弱点、さらに成長するにはどうしたらいいのかなど多くのことを確認できました。これを高専の地域観光コースでの学習に生かし、さらなる沖縄の発展に努められるような能力を身に着けたいです。
フィリピンの観光名所マゼランクロス。おおくの観光客がいたがその中でも、中国人や韓国人の方がおおかった
世界で16番目に大きいショッピングモールであるSMシーサイド
両端の2人は現地で筋トレやアイランドホッピングを通して仲良くなったタイ人の二人。
左から2番目は徳山高専の2年生、3番目が自分。
【同窓会からのコメント】
山田創介さん、この度の学生支援金(ミライカナエ☆プロジェクト)の支援、誠におめでとうございます。1年生の頃から積極的に留学プログラム参加されるということで、その渡航費などを同窓会から支援させて頂きました。単に語学留学のためのプログラムではなく、「観光・地域共生デザインコース」を受講するにあたって沖縄観光の魅力や課題を考える良いきっかけにしており、非常に感心しました。海外での刺激、そして他高専の学生から受ける刺激、多くの刺激をもらった留学体験だったと思います。今後の学生生活に活かしてさらに成長することを同窓会一同願っております!
【活動報告内容】
英語力の向上と観光地として沖縄がさらに成長するための方法を学ぶために、高専生向けの留学プログラムを利用して、令和6年8月31日から9月20日まで、フィリピンのセブ島に行きました。
活動の報告として、2つの事をお伝えさせて頂きます。
1.他高専生との交流を通して感じたこと
技術者として大成するには、クライアントの要望を正確にくみ取る力や、一つの物を作りあげるために、ほかの技術者たちと協力できるコミュニケーション力が必要だと考えます。私が将来、沖縄高専での学びを最大限に生かせるようになるために、コミュニケーション能力の向上がみこめる団体留学のプログラムを選びました。ほかの高専生との交流を通じてわかったのが、文化の違いによりすれ違うことが多々あることです。方言はもちろん、当たり前だと思っていたことが、ほかの県では異なっていたりするため、その説明やすり合わせをする会話が楽しいと感じ、またお互いにその違いを認識することが大切であると実感しました。
2.沖縄の観光地としての課題
私は、後期から、沖縄高専の特有の学びである、「観光・地域共生デザインコース」での学びを受講します。そこで、今回のフィリピンでの語学留学を通して、沖縄観光の魅力や課題を考えたいと思いました。沖縄県とフィリピンはよく似ていて、気候や、アイランドホッピングでのきれいな海、ジンベイザメが有名など多くの共通点を見いだせました。ですが、沖縄が観光地としてより成長するために、学ぶべき相違点もありました。
1つ目は、いろいろな国とのつながりが深いことで、特に中国と韓国です。もちろん距離が沖縄と比べて近いこともあるのですが、沖縄と比べて中国語、韓国語の翻訳が書かれた看板や案内が多く、公用語が英語なのもあって、アジアから英語圏までの幅広い観光客が訪れやすそうだなと感じました。
2つ目は、有名な特産物があることです。沖縄にもあるパイナップルやマンゴーはもちろん、バナナ、コーヒー豆、ココナッツオイルにチョコレートなどお土産として最適な特産物さらに、セブ島はウクレレ、ギターなどの名産地として知られていて、電灯がウクレレ型であるほどです。沖縄もエイサーなどの特有の打楽器を用いた舞踊が有名ですが、他県の高専生に聞いたところ知っている人はおらず、国内での知名度も低いです。
沖縄がよりグローバルな観光地になるためには少なくともこれらの弱点を早急に克服する必要があります。さらに沖縄の最大の弱点は、観光地としての利益がほとんど他国、他県に取られていることです。中国や韓国の団体の観光客は、それぞれの国が運営している観光会社、ホテル、バス会社などにより県内での消費以外ほとんどの利益が外に出てい沖縄の新たな観光地として期待されているジャングリアも経営は県外の会社なので、得た利益を沖縄の新たな発展に使ってくれる可能性は低いです。セブ島で得た2つの弱点と、もともと問題視されていた最大の弱点を解決する方法は、エイサーを沖縄舞踊として世界に発信し世界から注目を浴びることです。なぜかというと、どうしても言語の力が必要なスキューバダイビングやショッピングなどの沖縄の主流な観光法とは違い、音楽は言語での説明なしで、相手の感情を高ぶらせることができます。さらに、音楽は世界共通の文化なので、受け入れやすく打楽器なので、セブのウクレレ、ギターよりも体験が簡単です。沖縄の名産物としてエイサー太鼓を売ることで、国内での消費を観光客に促し、さらに県内で生産すればその利益を沖縄に還元できます。
この活動で、沖縄の弱点、さらに成長するにはどうしたらいいのかなど多くのことを確認できました。これを高専の地域観光コースでの学習に生かし、さらなる沖縄の発展に努められるような能力を身に着けたいです。
フィリピンの観光名所マゼランクロス。おおくの観光客がいたがその中でも、中国人や韓国人の方がおおかった
世界で16番目に大きいショッピングモールであるSMシーサイド
両端の2人は現地で筋トレやアイランドホッピングを通して仲良くなったタイ人の二人。
左から2番目は徳山高専の2年生、3番目が自分。
【同窓会からのコメント】
山田創介さん、この度の学生支援金(ミライカナエ☆プロジェクト)の支援、誠におめでとうございます。1年生の頃から積極的に留学プログラム参加されるということで、その渡航費などを同窓会から支援させて頂きました。単に語学留学のためのプログラムではなく、「観光・地域共生デザインコース」を受講するにあたって沖縄観光の魅力や課題を考える良いきっかけにしており、非常に感心しました。海外での刺激、そして他高専の学生から受ける刺激、多くの刺激をもらった留学体験だったと思います。今後の学生生活に活かしてさらに成長することを同窓会一同願っております!