ミライカナエ☆プロジェクト

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【学生の活動報告】航空宇宙同好会(代表:中村恵、19期・情報通信システム工学科)

【支援目的】航空宇宙に関する技術向上
 
【活動報告内容】
【1:宇宙甲子園缶サット部門全国大会】
結果 敢闘賞
写真1:缶サット本体の写真(NanoSat)  写真2:敢闘賞の賞状

12月17日に宇宙甲子園缶サット部門 沖縄大会が初めて開催され、優勝をし、2月11日~13日に宇宙甲子園缶サット部門 全国大会に出場し敢闘賞を受賞しました。全国大会開催場所は鹿児島県肝付町で内之浦宇宙空間観測所の近くで行われました。缶サット甲子園とは、缶サット(缶サイズの人工衛星)をロケットに搭載し、打ち上げ、放出・降下・着地の過程で自分たちで設定したオリジナルミッションを実行し、技術力・創造力を競う大会です。私たちは、上空から地上の写真を撮ることと温度・気圧を測定することをミッションに掲げました。SDカードでデータを保存する予定でしたが、配線ミスによりデータが取れませんでした。しかし、審査員から”初めての出場でうまくいかなかったようだがハードウエアはよく考えて作られていたので今後に期待”ということで敢闘賞を受賞しました。今回は製作期間も4か月と短く、初めてで何をしたらいいか分からず大変でしたが、来年はもっと技術力を上げて、coolな缶サットを作りたいです。  

【2:種子島ロケットコンテスト第20回】
ロケット部門 滞空・定点回収に出場
結果 入賞ならず
写真3:モデルロケット本体の写真 写真4:実際に打ち上げた時の写真

3/7~3/11に沖縄高専初として種子島ロケットコンテストに参加してきました。このコンテストは大きく2つの部門、缶サット部門とロケット部門に分かれており、私たちはロケット部門の中でも滞空・定点回収の種目に参加しました。この種目では、ロケットが打ち上げられて、ロケットがどのぐらい滞空できるかと打ち上げ場所からどのくらい着地地点が離れていないかを競います。結果としては滞空時間8.0秒、着地距離14.5mでした。着地距離は本種目の中で3番目に近く、良い結果でした。しかし、ロケットが発射してエンジンが途中で落ちてしまったため失格になってしまいました。試射ではこのような失敗は無かったため、私たちも驚きました。今回はこのような結果となってしまい、とても悔しいため来年はまず、失格にならないロケット設計をし、高得点を狙いたいです。
 
最後になりましたが、今回は支援をして頂きありがとうございました。今年度は私たちにとって挑戦の年でもあり、初めてのことが多くまた予算の心配もありました。しかし私たちを支援をして頂いたり本当にお世話になりました。今年度の経験をばねにもっと活動を頑張っていきます。本当に支援をして頂いてありがとうございました。
 
【同窓会からのコメント】
 航空宇宙同好会(代表:中村恵)のみなさん、学生支援金(ミライカナエ☆プロジェクト)の支援、誠におめでとうございます。航空宇宙に関する技術向上として、缶サット部門全国大会およびロケットコンテスト参加旅費を同窓会から支援させて頂きました。宇宙甲子園缶サット部門では沖縄大会優勝、全国大会敢闘賞と素晴らしい活躍、また種子島ロケットコンテストでは失格となってしまったものの、全体で3番目の目標地点着地ができたとのことで、同窓会としても大変誇らしいです。短い期間でたくさんの挑戦をした1年間、本当にお疲れさまでした。今後の航空宇宙同好会の皆様のご活躍、同窓会一同応援しております!

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