同窓会概要

大阪公立大学工学部機械工学科同窓会の発足にあたって
 
設立準備ワーキンググループ代表(第1期会長予定)
 吉田 稔
(大阪市立大学工学部機械工学科 昭和52年卒業)



 
  令和4(2022)年4月より、大阪府立大学(以下、府大といいます)と大阪市立大学(以下、市大といいます)が統合されて大阪公立大学(以下、新大学といいます)が発足します。
 両大学の同窓会の統合に関して令和2(2020)年末頃より府大と市大の同窓会関連組織間で協議が開始され、工学部に関しては、府大の各学科別同窓会と、市大の工学部同窓会を引き継いだ形での新たな学科別同窓会を発足させるとともに、学科別同窓会の緩やかな連合体組織として、工学部同窓会を発足させるという方針が定まり、この方針は最終的に府大の機械工学科同窓会の理事会および市大の工学部同窓会の評議員会にて了承されました。
 一方、新たな機械工学科同窓会の発足に向けて、昨年(2021年)5月より、府大の現機械工学科同窓会から会長様ほかのご代表と、市大工学部同窓会の機械工学科卒の代表としての副会長である私が中心メンバーとなって準備が開始され、以下の概要にて新たな機械工学科同窓会を発足させることになりました。
 
<<基本的考え方>>
 現府大機械工学科同窓会の会員と、市大工学部同窓会の会員のうち、機械系(機械工学科、知的材料工学科)に属する会員が合流し、新大学の機械工学科や機械系研究科、さらには前身大学該当学科や該当研究科の教員の皆様をも会員に擁して発足するとともに、新大学発足後、毎年4月に機械工学科の新入生を新会員として迎える、というものです。
 但し、早くとも、府大の現機械工学科と市大工学部から最後の卒業生が出る2025年3月までは、府大の現機械工学科同窓会と市大の工学部同窓会が併存することになります。2025年4月以降のいずれかの時点で現府大の機械工学科同窓会と、現市大工学部同窓会が活動を停止したとき、現府大機械工学科同窓会の会員と、現市大工学部同窓会の会員のうち機械系に属する会員の新大学の機械工学科同窓会への合流が完成します。
 
<<財務に関する考え方>>
 新たな機械工学科同窓会は、合流元の現府大の機械工学科同窓会会員および現市大工学部同窓会の機械系の会員、並びに教員会員から新たに会費を徴収する予定はありません。したがって、新たな機械工学科同窓会の活動は、当分の間、2022年4月以降毎年新入生から徴収する終身会費(20,000円)を収入とし、これをもって賄うことになります。なお、現府大の機械工学科同窓会および現市大工学部同窓会が活動を停止した後は、両者の財産を合理的に新たな機械工学科同窓会の財産に組み入れる予定とすることにより、すでに納入した会費がいずれ新たな機械工学科同窓会からの自らへのサービスに使われ、または新たな機械工学科同窓会の財産として活用されるということで理解していただけるのではないかと考えています。
 
 府大と市大の工学系同窓会組織はそれぞれ60年以上の歴史をもち、その中の機械系で現在連絡の取れる会員は、府大でおよそ4,000名、市大でおよそ2,000名であり、合計6,000名を越える多数に及びます。これらの会員が合流し、今後は新大学工学部機械工学科の入学生を迎える新たな機械工学科同窓会は、府大の機械工学科同窓会と市大の工学部同窓会の伝統を活かしながら、新大学との連携交流や会員相互の親睦をはかりつつ、未来に向けた大いなる発展が期待されるところです。
 是非とも、皆様のご賛同、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。