学生コラム

学生コラム

第8回

大阪府立大学 工学域 情報工学課程
藤井亮輔
 
皆さん初めまして。第8回学生コラムを担当いたします、大阪府立大学 工学域 情報工学課程4回生の藤井亮輔です。私は今年の9月末から10月末にかけてマレーシアへ研究留学に行っていました。今回の学生コラムではこの留学についてお話ししたいと思います。
きっかけは私の指導教員からの勧めで、話を聞いたときは迷っていましたが、1か月と短期で行きやすいのと、この時期しか経験できないことだと思い、決意しました。
留学先では私の指導教員がかつてお世話になっていた、マラヤ大学の教授の下で研究を進めていました。リモートで研究を行っている学生が多く、研究室で他の学生と話をする機会が思ったより少なかったですが、時々一緒に昼食を食べながら研究内容やマレーシアの生活、日本の文化などについて話すことができました。
コミュニケーションの面では、なかなか英語を聞き取ることができなかったり、自分の考えをうまく伝えることができず、苦戦することが多くあり英語力を向上させなければいけないと強く感じました。しかし英語力以上に、積極的に自分からコミュニケーションを図ることの重要さをこの留学で学ぶことができたと思っております。うまくコミュニケーションを取れない環境だからこそ、積極的に話しかけなければ、課題や疑問を解決できないと実際に経験することができました。
休日はマレーシア観光をして、マレーシアの文化や食事に多く触れる生活をしていました。例えば、マレーシアにはイスラム教が広く信仰されており、礼拝堂であるモスクが多くあります。礼拝時間以外は観光客向けに開放されており、見て回ることができます。どのモスクも煌びやかな装飾が施されており、場所によってはガイドさんが建物やイスラム教についての説明をしてくれます。他にもイスラム教関連の歴史的な服飾、道具などを展示しているイスラム美術館や、マレーシアの歴史を学べるマレーシア博物館に立ち寄りました。
海外での生活は今回の留学がはじめてでしたが、研究の面でも日常生活の面でもとてもいい経験をすることができました。この経験を今後の学生生活や卒業後も活かしたいと思います。
次回の学生コラムは大阪市立大学の電子・物理工学科の学生が担当予定です。お楽しみに!
 
ブルーモスク
マラヤ大学

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