学生コラム
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2024年2月27日
第4回
「大学4年間の生活と中百舌鳥への移転作業」
大阪市立大学 工学部 電子・物理工学科
小林 駿斗
小林 駿斗
皆さんはじめまして、第4回学生コラムを担当させていただきます、大阪市立大学 工学部 電子・物理工学科4回生の小林駿斗と申します。今回のコラムでは、学部生4年間での生活と中百舌鳥キャンパスへの移転作業についてお話させていただきます。
私の大学生活はコロナと同時にスタートしたため交友関係を広げることに少し苦労しました。私自身野球が大好きだったため、軟式野球サークルに所属して友人がたくさんできました。平日は授業、週末はサークル、ときどきプロ野球観戦に行くなどコロナでやや制限がかかる部分もありましたが、それなりに充実した日々を送っていました。4回生になってから研究室に所属して自分の研究をするようになるとどうしても忙しくなり、サークルに行く機会は減ってしまいましたが、今でも友人たちとの関係は継続できています。研究で多忙にはなりましたが、ときどき遊びに出かける余裕はあり、昨年秋に友人と一緒に京都競馬場に菊花賞を見に行きました。改装された京都競馬場はすごく綺麗で、レースも臨場感がありとても面白かったです。コロナ禍の到来で幸先の悪い大学生活のスタートでしたが、何とか大学生らしい生活を送れていたのかなと感じています。
12月からは中百舌鳥キャンパスへ移転するための引っ越し準備が始まりました。これを機に研究室内の必要なものと捨てるものを選別しましたが、これが本当に時間がかかり年末は想像以上に部屋の片づけや装置の解体作業に追われることになりました。年が明けてから中百舌鳥の新工学部棟に備品や装置が搬入され、今度は梱包したものを開梱して整頓するのにとても頭を悩ませました。現在でも実験室であるクリーンルームの工事が終わっておらず、実験再開の目途が立っていない状況です。工事が終わってからは徹底的に掃除をする予定のため、まだまだ忙しくなりそうです。一旦解体して組み立て直した装置類も元の条件で動作できるように調整もしなければならず、キャンパス移転してから落ち着かない日々を送っています。ですが、新棟はとてもきれいな場所で設備も整っているため、これからの生活が楽しみです。
次回の学生コラムは大阪府立大学 電子物理工学過程の学生が担当されます。更新をお楽しみに。
京都競馬場でのレース風景(2023/10/22) |
新工学部棟の廊下風景(2024/2/16) |
杉本・中百舌鳥のキャンパスが一つになる情報として最初ではと思います。新棟廊下の写真を見てイメージが出てきました。
70年前に入学した頃は中百舌鳥キャンパスの中で電気教室棟は
新しかったのですが、床はコンクリート剥き出しで冷たくてエアコンもなく厳しい教室でした。
今後とも、様々なニュースをよろしくお願いいたします。