【学校総体兼高校総体埼玉県予選1回戦の結果】
慶応志木またしても浦和東に惜敗、悔しい逆転負け!
慶応志木 2 対 3 浦和東
<先発メンバー>
GK:河野 DF:佐々木(大河)、岡野、長谷川、郡山 MF:坂口、古川、伊藤、渡辺 FW:栗野、島田
<交代>
後半 島田→篠田、55分坂口→水野、60分渡辺→片伊勢、78分郡山→小原
6日(土)の県大会1回戦は雨上がりの埼玉スタジアム第4グランドで行われました。
相手は新人戦ベスト16でPK戦の末に敗れた強豪の浦和東です。
慶応志木は西部地区を勝ち抜いて臨んだ1回戦ですが浦和東はシード校のため6日が初戦でした。
新人戦の時と同様に前半は互角の戦いでした。
しかし浦和東は両サイドのスピードとテクニックがある小柄な選手が何回もチャンスを作りました。
一方、慶応志木はなかなかチャンスが作れませんでしたが前半20分に左サイドから相手を崩し古川の
スルーパスが右サイドの坂口に通りシュートしました。ボールは相手のディフェンダーに当たりキーパーの逆を
つくような形でゴールが決まり先制点を上げました。
先制点で勢いがついた慶応志木は前半25分にセンターサークル付近でボールを奪った栗野がドリブルで
相手を振り切り飛び出してきたGKをかわしたところでひっかけられ倒されましたがレフリーは
ファールを取らずPKにはなりませんでした。
PKにはならずにほっとした浦和東は再び両サイドを厳しく攻めてきましたがシュートの精度を欠き、
このまま前半を終えるかと思った39分に右サイドから素晴らしいセンターリングが上がりゴール前に
詰めていた選手が冷静にワントラップして右隅にゴールを決めました。とても高校生とは思えない
ゴール前での冷静な対応でした。前半はこのまま1対1で終え後半に入りました。
後半も一進一退の攻防が続きましたが後半30分に左のCKを得た慶応志木は今大会に備えたCK作戦が
見事に的中し古川が見事なヘディングシュートを決め2対1と再びリードしました。
勝利まで残り10分でしたがこの段階で前半から全力でプレーしていた選手の足が悲鳴を上げ
立て続けに足がつり始めました。
足が止まった慶応志木に対し浦和東は個人技のある選手が一人で慶応のディフェンスラインを
突破し34分にはあっさり同点ゴールを奪われました。
同点にされた慶応志木は36分に左のCKを得ました。再び突き放すチャンスでしたが
CKのボールが今度は味方の選手に合わずに逆に浦和東のゴール前から
一気に逆襲をくらい逆転ゴールを許してしまいました。
後半もロスタイムを含めて残り5分になりましたが慶応志木は諦めることなく攻めましたが
遂に無上の笛が鳴りタイムアップを迎えました。
新人戦の時とは違い今回は後半30分にリードを奪いましたが残り10分の体力が足りませんでした。
慣れない人工芝とやはり県のSリーグ加盟校はよく走るのでいつもより体力の消耗が激しかったようです。
しかし今回もよく戦ったと思います。負けはしましたが観ていて本当にナイスゲームでした。
全力を出し切った選手には心から拍手を送りたいと思います。
次は選手権予選ですがその前にU18の西部地区2部リーグでしっかり勝利を積み上げて
更にレベルアップを図ってもらいたいと思います。
OBの皆様も引き続き現役のご支援をよろしくお願い致します。
中井