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お知らせ)NPB初代審判長 井野修先輩の思いが一冊に

令和7年第一弾のお知らせです。
平成28年の総会講演で好評を博した、通算2902試合をジャッジしたNPB初代審判長 井野修先輩(昭和48年卒)の思いをこめた本が出版され、高い評価を集めています。
『プロ野球は、審判が9割 マスク越しに見た伝説の攻防』
井野 修 著 幻冬舎 2024年7月18日発売

大学生の身でありながら審判経験のある居並ぶ志望者を押しのけて採用された経緯は、「群馬・前橋高校時代、硬式野球部に所属していました」という書き出しで始まります。次の幻冬舎のホームページからお読みください。
https://www.gentosha.jp/viewer/viewer.html?cid=12072&lin=1
 
ほとんど報道されることのない名選手達との何気ない(が、実は意味ある)会話や、副題にある「マスク越しに見た伝説の攻防」、井野先輩が選んだ大監督、名投手、スラッガー、ベストナイン等々、長年のプロ野球ファンならいずれも興味津々でしょう。(米国野球殿堂入りしたイチロー選手や、将来の野球殿堂入りに疑念を呈する人が存在しない大谷翔平選手等、長年のファンでなくても楽しめます)
そして、審判員の宿命であるジャッジへの批判・退場劇等。これは野球だけでなく、すべてのスポーツにつきもの。サッカーのジャッジなども思い起こし、考えさせられながら読みました。
Friday Digitalが本書のその一端を紹介してくれてます。次のリンクです。
https://friday.kodansha.co.jp/article/396328
(2024年10月29日付 『「NPBの初代審判長」が明かす日本シリーズで起きた“物議を醸した伝説のジャッジ”の知られざる裏側 プロ野球の元審判が「数々の名ジャッジ」について解説した最新書籍が好評発売中』)
井野先輩が書名に託した思い、「プロ野球(の試合進行)は、審判が9割をマネジメントしていたい、していくべきだ」をうかがうことができます。
 
出版社によると、審判員に関する書籍はルールや記録が絡むため、制作するのが難しい。審判員の本を制作する間に、プロ野球選手の本なら3冊は制作できる」そうです。(「あとがき」から)
そんな得難い、思いのこもった一冊です。
ぜひ、お手に取ってみてください。
 
前高京浜同窓会幹事長 森田 徹 (昭和51年卒)
 
 

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