総 会

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平成16年度同窓会総会


――― 熊本開催、参加者少なく次回に期待 ―――

 平成16年度の熊本電波工業高等専門学校同窓会総会が7月31日(土)午後3時から、熊本市鶴羽田町の菊南温泉観光ホテルで開催された。総会出席者は41名と委任状14通の合計55名で、会則で定められた50名をわずかに超える人数でどうにか成立した。平成14年度の熊本総会では70名を超える参加者があったが、今回は寂しいものとなった。
  さて、総会の内容は、堤昭仁副会長(通信7,熊本市水道局)による開式の辞に続いて会長の森川卓亮氏(通信1,熊本県民テレビ)から、挨拶と昨年度の東京総会の様子や、国内の景気、放送業界の現状などについての話があった。次に、母校の江端正直校長が、同窓会からの支援に対するお礼と、法人化や地域振興会など学校の現況、入試倍率や就職に関する状況等について述べられた。
  続いて酒井宙氏(通信14,東京エレクトロン九州)が議長に選出され、議事に入った。まず事務局から平成15年度の事業報告と会計報告があり、承認された。次に、平成16年度役員案が提出され承認が得られた。前年度と大きな変更はなく、会長には森川氏が、副会長には原憲昭氏(本12,熊本電波高専)、冨田晃氏(通信4,九州総合通信局)、堤昭仁氏が、監査には田中守氏(本17,テレビ熊本)、大山英典氏(通信3,熊本電波高専)が再任された。

会計関連案を検討
  次に、本年度の事業計画案と予算案が事務局から示された。ここ数年、一般会計の収入のほとんどが新卒者からの終身会員費で占められていて増収が見込めないのに、総会案内や会報の郵送費は増加しており、会計執行が困難になっていることは以前からお知らせしている通りであるが、本年も特別会計から一般会計への移し替えが必要となっている。この点について質問があり、何らかの対策を取る必要があるとの指摘があった。例えば、終身会員から寄付を募る、メールアドレスの分かっている会員には郵送は行わないなどの案が出された。また、会則に一般会計や特別会計についての記載がないことから、用途を明記すべきであるとの指摘があり、来年度の総会に向けて事務局で案を作成することとなった。

支部設置・事務局関係規則を改正
  その他としては、昨年度の東京総会において話題となった支部設置規則の改定案が事務局から示され、支部における会費の徴収に関する規則を削除するなど、現状にあった内容となっており承認を受けた。次に、母校に勤務する役員は従来から事務局として、会の事務処理を行っているが、従来の事務分掌規則では事務局の扱いが明確に記述されていないので、明らかになるように改定したいと事務局から提案された。校内から選んだ副会長を事務局長とし、その下に庶務部長、会計部長があり、若干名の庶務部員、会計部員とともに当該部の事務を行うこととなっており、事務内容については従来通りである。この案についても承認が得られた。

名簿発行進捗状況
  次に、平成17年3月発行予定の同窓会名簿の進捗状況が名簿発行委員長上杉一秀氏(通信2,熊本電波高専)から報告され、総会員数8710名中、一次調査葉書の返信があったか、返信はないが届いたと思われる(宛先人不明で戻っていない)会員数が約71%であった。9月頃からそれらの会員を対象に、名簿発行委託業者による電話調査が始まるので、心得ておいて欲しいとのことであった。



来年度総会は熊本で
  最後に、次回の総会開催について事務局から、10年周期になっているので、来年は鹿児島、再来年は長崎となっている。しかし、両地に在住する会員数が以前に比べて減少していることと、交通の便もよくなり、福岡に統合した方が集まりやすいという理由で、今後は熊本以外の開催地は福岡、大阪、東京とし、各都市での開催があった翌年、翌々年は二回続けて熊本開催とする案が示された。この案が承認され、来年度は熊本開催となった。
  その他では、総会では会則のコピーが手元にあった方が便利がよいという意見、寄付金も電子媒体を通じて簡単に送ることができるので活用したらどうかという提案などがあった。議事終了後、堤副会長の閉式の辞で総会終了となった。
  記念写真撮影が行われた後、階を移動して懇親会となった。母校からは江端校長をはじめ、事務局の原先生(情報通信工学科)、下田先生(電子工学科)、博多先生(電子制御工学科)、藤井先生、村上(情報工学科)、桑波先生、新貝先生、上杉先生(実習係)が出席された。また恩師で大先輩でもある伊藤浩二郎先生(旧本1)、西原弘喬先生(本4)も出席され、教え子、後輩との再会を喜んでおられた。

懇親会は和やかに
  懇親会は、元会長、河野正昭参事(本5,電気興業)の挨拶の後、伊藤先生の音頭で乾杯となった。その後は歓談の時間となったが、随時ステージへの登壇者による挨拶や興味深いスピーチ等があり、終始なごやかに進行した。最後に徳永剣史参事(本11,テレビ熊本)による一本締めでお開きとなった。
  冒頭で書いたように、総会・懇親会の参加者が少なく、会員数九千名近い会の唯一の議決機関の開催としては、やや精彩を欠くものであった。参加者からも、各同期生や職場の同窓生に声を掛け、来年は多数の参加を目指して総会を盛り上げようという声があちこちから聞かれた。そこで、来年の熊本総会は100名を目標に参加者を集めて、熊本総会を盛り上げたい。九州内、特に熊本に在住の会員の皆様へご協力をお願いする次第である。また、我こそはと思われる幹事も募集しており、学校内事務局宛ご連絡お願いします。
  最後になったが、懇親会の担当をお願いした大橋浩二氏(情報7)、総会の議長をお引き受けいただいた酒井氏ほか東京エレクトロン九州(株)の同窓生の皆様に感謝申し上げます。
(村上 記)

 

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