同窓会会長 末廣浩二
(機械工学科16期卒)
この度、鹿児島工業高等専門学校同窓会会長に就任しました、M16期の末廣浩二です。
この2・3年間、コロナに翻弄されて、鹿児島高専も休校やリモート授業を余儀なくされ、不自由な学校生活となりました。同窓会としても行事も少なく寂しい2・3年でした。
今年は、このパンデミック状態が収まり、また、ウクライナの戦争も終息し、普通の生活が送れるようになり、世界中どこへでも行けるような日が早く来てほしいものです。
さて、開校時から、今まで長らく会長をされてきた相良正典会長をはじめ、関係者の方々に対して、長年の運営にご尽力されましたこと、あらためて心から感謝申し上げます。
先輩方が、全国高専同窓会の中で初めて、一般社団法人を2017年4月11日に設立され、また、長年の懸案だった、同窓会館を建設されました。更に電気工学科3期の高橋忠仁氏の寄付により、最終的な門・外構工事が昨年度末に完成いたしました。完成までには、学校側との調整、運営規定の作成、HPの作成や予約システムの構築など、大変なご苦労だったと思います。
鹿児島高専は今年度で59年目を迎え、同窓会は9.000名弱の会員を有する大規模な会となりました。
「本会は、会員相互の親睦を深め、知識の向上を図るとともに、鹿児島工業高等専門学校の発展に寄与し、社会に貢献することを目的とする。」を理念に、同窓生の交流の場として利用できる同窓会を、今後も目指していきたいと考えます。
これから本会は、現役学生への支援を学校や後援会と、より一層細かく連携を行い、また、会員においては、支部会を含めた組織化、ネットワークづくりを推進し、世代を越えた会員交流を図っていきます。同窓会館は、会員に利用の周知を広め、運営の効率化と会員皆さんが集える会館とし、コロナ終息後は、幅広い世代の方が参加しやすい場にしていきたいと思っています。
最後に、同窓会会員、皆さんの意見を賜りながら、一般社団法人鹿児島工業高等専門学校同窓会として、より良い形に発展することを祈念し、今後のご協力よろしくお願いいたします。