学校近況報告

第二回 岩倉高校同窓会会議を実施

2020年10月17日(土)、岩倉高校の鉄道実習室にて第二回同窓会会議を実施しました。
卒業生祝品や同窓会HPの管理、同窓会集会の企画について議論をしました。
同窓会活動がより一層充実するように、同窓生と本校生徒及び教職員の連携を図っていきます。

岩倉高校での教育実習を終えて ~駒澤大学 杉山知生 さん(平成28年度岩倉高等学校普通科卒業)~

①実習生・杉山知生さんより
 私は今回の教育実習において、「教科書で学ぶ」授業を行いたいと考えておりました。
実際に教育実習に臨むにあたり、教科書を深く読み込む、という行為をこの三週間で学
 びました。授業を実際に担当してみると、自分が思った通りに授業が進まず、度々先生方
から御叱りを頂きました。特に、三週間目は常に自分との闘いで、生徒にどう分かりやす
く教えられるか、という点に焦点を当てて授業に臨みました。
 岩倉高校の生徒たちは常に学ぼうという意識があり、それは授業外の何気ない会話の
中でも垣間見えました。生徒みんな元気で私としても、とても授業がやりやすい環境で
した。 特に、生徒と触れ合えるという経験はこの実習でしか味わえないものだと思います。
私はこの高校の実習生になれて本当に良かったと思います。
  今後は、この実習の経験を活かして実践的な知識、スキルを身につけた社会科教員を
目指して頑張りたいと思います。
昨今の状況により、大変な中我々実習生を暖かく受け入れてくれた岩倉高校に感謝す
ると共に、これからは一人のOBとして岩倉高校に接していきたいです。
ありがとうございました。

②生徒からの声
 私は杉山先生の授業を受けて、先生はすごく生徒のことを思ってくれていると感じました。
 まず、松本先生の授業で杉山先生が見回りをしてくれたのですが、私がわからなかったこと
をやさしく教えて下さったので、難しかった部分を納得することができました。
 授業もプリント形式の授業でしたが、穴埋めでわからなかった時、黒板に大きく、わかりやすく
書いて下さったので、すらすらと進めることができました。ちょうど勉強したところが、とても難しかった
のですが、杉山先生のおかげで、理解することができました。ありがとうございました。 
(普通科総進女子2年生)
 

 私は杉山先生から日本史Bの授業を受けました。授業の最初は前回の復習時間が あったので、前回の授業を思い出し、新しい範囲に入ることができました。漢字は苦手 な方ですが、先生が難しい漢字を大きく書き、間違いやすい漢字を教えてくれたので、しっかりと覚えることができました。 また授業中に時間があると、みんなの所を見て回っていたことなどで、先生の生徒思い の姿を見ることができました。 ありがとうございました。杉山先生、これからも頑張ってください。 
(普通科総進女子2年生)
                       

③先生方からのエール
 HR指導・黒須先生より
3年ぶりに再会した杉山君は、在学時を彷彿とさせるエネルギッシュさで、実習を目いっぱい楽しみ励んでくれました。 ホームルーム活動や清掃の時には、積極的に生徒の輪の中に入っていきました。コロナ禍で互いにマスク姿という環境でも、すぐに共通の話題を見つけ打ち解けていました。彼の人とのつながりを大切にする姿勢は、私やクラスの子たちに温かいものを残していったように思います。これからも全力で人生を満喫しながら、周りの人たちにその情熱を分けて行って下さいね。

 教科指導・佐藤(亮)先生より
とにかく一生懸命に駆け抜けた実習期間でした。授業では毎回の反省と、その反省を 授業に生かす、の繰り返しを実践することで教員としての楽しさと大変さを実感できたのではないでしょうか。 反省が多くとも決して後ろ向きにならず、持ち前の明るさを発揮し、一人でも多くの 生徒へ歴史の楽しさと奥深い内容を伝えました。また生徒同士が考えていることを、全 体に発信できる授業形態を試したり、など随所に工夫が見られ、この試みは今後にも生きてくるものと確信しています。今後のさらなる飛躍を期待します。   

岩倉高校での教育実習を終えて~至学館大学 馬場元気さん(平成28年度岩倉高校卒業)~

①実習生・馬場元気さんより
 今回、私は保健体育の教育実習生として伺いました。
 実習には、保健体育の教員として生徒たちとどのように交流をされているのか、授業を展開する上で安全管理や実技指導など、どのような工夫をされているのかといった、実践でしか学べないことを学びたいと考えて臨みました。
また、私は球技が元々苦手であるため、運動の苦手な生徒の気持ちを理解して寄り添ってあげられる指導を目指しました。
 実際に実習が始まると、多くの教職員の方々から指導をしていただき、毎日が新しい発見で、学びの日々でした。体育では、想像以上に安全に注意しなければいけないことや指示の出し方など、保健では、話し方やスライドの使い方、また、他にも授業準備や生徒とのコミュニケーションが大切であること、進路相談や生徒指導、部活動といった授業以外の部分が大変であること、授業における新型コロナウイルスの感染予防・対策の方法、など多くのことを学ばせていただきました。
 これからは、この経験を生かして、生徒全員に実りのある授業が行えるような保健体育の教員を目指します。この度は、新型コロナウイルスや3学期制への対応でお忙しい中、実習を受け入れて下さり、ありがとうございました。

②生徒からの声 
 ・馬場先生のように一度挫折をしてもその後また立ち上がって諦めずに色々なことにチャレンジできるような人になりたいと思いました。本当にありがとうございました。
 ・自分達のために一生懸命授業や、お話をしてくださりました。自分もこれからひたむきに一生懸命やっていこうと思いました。
 ・自分達のためにたくさんの時間を使ってお話をしてくれたり、授業をしていただいたり感謝しかありません。自分も教員免許を取ろうと思っていたので、とても良い勉強になりました。一緒にいられる時間は3週間と少なかったですが、充実した時間でした。ありがとうございました。

③指導担当・水田先生より
3週間の実習、お疲れさまでした。
最初の自己紹介では生徒からの質問はほとんど無くあっという間に話が終わってしまいました。これからの週間の実習「本当に大丈夫か」と、とても心配に感じました。
しかし、日が経つにつれ生徒と少しずつ関りを持つようになり、コミュニケーションをとっている姿を見て安心に変わっていきました。不器用で口下手だが真面目でまっすぐな人柄が、HR活動や授業を通して生徒にも伝わったように思いました。終盤には少しだけ笑いも取れるようになっていたので、大きな成長を感じることができました。

岩倉高校での教育実習を終えて ~帝京大学  鈴木美麗 さん(平成28年度岩倉高等学校普通科卒業)~

①実習生・鈴木美麗さんより
 私は、今回の教育実習に臨むにあたり、教員は生徒にとってどのような存在であるべきか考えてみようと思っていました。
 実際に、先生方の生徒との関わり方や授業への取り組み方 をまのあたりにして、生徒が成長できるように様々な角度から背中を押しているということがわかりました。
 特にSDGsの取り組みでは、生徒たちは自ら掲げた目標に向かって悩み、ぶつかり合う姿に感銘を受けると同時に、教員としてどこまで関わり、どう後押しすればよいのか学ばせていただきました。  
 常に生徒の状態を気にかけて、今何が必要か、どう伝えるべきか考えている先生方を見て、生徒のために行動しようと決意できました。今まで知ることができなかった様々なことを学ぶことができ、新鮮で有意義な3週間を過ごすことができました。  
 今回、新型コロナウイルス対策で大変な中、教育実習の機会を頂きありがとうございます。今後は、この実習での経験を活かして、教員に必要な知識とスキルを磨くとともに社会と教育の繋がりについても考えていきたいと思います。

②生徒からの声
  •  鈴木先生、私たちのクラスの指導は楽しかったですか?教えられる側の私は楽しかったです。先生がこの高校出身と知り、岩倉高校から教員になる道もあるのかと、私も将来どのような職に就こうか考えるようになりました。
     先生は年が近いからか話しやすい先生で、すぐに打ち解けることができました。また、HRで話しているときと休み時間に私たちに話しかけるときのメリハリがあり素晴らしい先生になれると思います。  
     先生はSDGsで残っていた時に、班長として活躍していなかった私に対して班長としての自覚を持つように言ってくれました。その時から班長としての自覚を持ち行動して頑張っています。  
     鈴木先生3週間ありがとうございました。先生になれることを心から応援しています。    
    (1年総進男子生徒)
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③先生方からのエール
  • 教育実習三週間お疲れさまでした。
     鈴木先生は、毎時間しっかりと授業準備をしていて感心しました。特に単語を教える際に、読み方は勿論、その言葉の意味を調べて教えるなど鈴木先生なりの視点を入れて準備をしていて素晴らしいと思いました。字がとても綺麗で見やすかったです。
     また、HRで大学の授業の説明をしてくれた際に、史学部の授業の具体的な様子を生徒に教えてくれました。新型コロナウイルスの影響で例年通りにはいかなかったことも多い中で、積極的に生徒に話しかけている鈴木先生の姿を見て、私も負けていられないといい刺激をもらいました。ありがとうございました。
  • 3週間の教育実習お疲れ様でした!
     私が教員1年目の時、授業を受けてくれた生徒が教育実習生として帰ってきてくれたことをとてもうれしく思います。あの頃から、日本史が好きという気持ちに変わりなく、授業をする側になっても真摯に向き合う姿に懐かしさを感じました。
     ホームルームや清掃活動、文化祭へ向けてのポスターセッションの放課後指導など、鈴木先生らしく生徒と接する様子は立派な教員でしたよ!
     生徒との関わりを大切にしていたことから、生徒からの信頼も厚かったと思います。教員としてはもちろんですが、これからの人生においても実習で学んだことを大切にしてくださいね。
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岩倉高校での教育実習を終えて~国士館大学 山本智大さん(平成28年度岩倉高校卒業)~

①実習生・山本 智大さんより
 私は今回の教育実習で、「今まで学んだことをどう活かすか」ということを自分の中での課題とし、様々なことに取り組んでまいりました。 大学で学んだことは多くありましたが、実際の教育現場は流動的であり、学んだことをそのまま活かせる場面は少ないと教えられました。そのように教えられたことを、まずは教育実習で先生方の実情を知ることを目標とし、その中で自分の学んだこと、経験してきたことをどのような形で活かすか常に考えていました。
しかし、まず現場で感じたことは自分が生徒の時に見てきた「教員」のイメージと、実際の「教員」のイメージの大きなギャップでした。学ぶ側の生徒から見えるのは50分の授業だけですが、その50分の中には各教員の教育におけるポリシーや信念があり、授業内容においては、たゆまぬ努力の上に成り立つ確固たる知識が集約されていました。
今回、本当に多くのことを学ばせていただいた先生方と、実習を受け入れてくださった岩倉高校に心から感謝するとともに、教育実習を通して得た知識・技術を踏まえ、教員を志すものとして毎日の勉強と技術の向上に努めていきます。本当にありがとうございました。

②先生からのエール
まず、実習生として戻ってきたこと、非常にうれしく思いました。高校生の時から話し方や雰囲気が落ち着いており、頼りがいがあるなと思っていましたが、さらに落ち着いた雰囲気になってましたね。教員になりたいという思いを現役時に聞いておりましたが、その夢を叶える形で成長している姿に自分も頑張ろうと思えました。これからの活躍を楽しみにしています。 

③生徒からの声 
 優しいオーラがすごく出ていてほっこりとしました!授業では教科書の内容と自分の体験談を交えて例として話してくれて非常にわかりやすかったです。聞き取りやすいように強調したり、ゆっくり話したり、板書も非常に丁寧だったため授業内容がすっと頭に入ってくる授業でした。先生になったらその優しさでいてください!ありがとうございました!

④指導担当・岸先生より
最初は緊張しながら、SHRでの出席確認や連絡をしていましたが、すぐに慣れて自身の体験談など、生徒が興味を持つ話をすることができていました。笑いをとれたことは自信につながるでしょう。掃除の時間などでも、積極的に生徒へ声をかけて、生徒と関わり合いを深めようとしていました。国語の研究授業では、落ち着いて元気に授業しており、頼もしく感じました。この経験を活かし、4月から教師として教壇に立って活躍してくれることを期待しています。

⑤指導担当・今泉先生より
高校1年生から3年間現代文の授業を担当しておりましたが、そんな当時の様子を思い出すととにかく国語が好きな男子高校生でした。 授業中の様子は飄々としており、大学生になって教育実習生として岩倉高校に戻ってくると聞いてとても驚きました。 実習が始まると真面目で、様々なことに対して丁寧に取り組もうと細かく質問をしてきながらも、どこか自信がない様子でしたが、3週間が経つ頃には堂々とした姿で生徒たちに向き合う姿が印象的でした。現在公立学校の先生を目指しているということなので、4月にはどこかの学校で国語の授業を教えていると思いますが、これからも頑張ってもらいたいと思います!

 

令和2年度 岩倉祭実施

 9月26日、27日にかけて、第66回岩倉祭が開催されました。 今年度の学校テーマである「黎明」をコンセプトに、生徒が一丸となって、準備・運営を行いました。
 新型コロナウィルスの影響で、一時は実施も危ぶまれましたが、無事開催をする運びとなりました。オンライン開催や参加・入場制限など様々な困難はありましたが、岩倉祭実行委員の生徒を中心に準備を進めてきました。当日は、271名の保護者の方にご来校いただき、オンライン動画の再生回数は約9000回となりました。
 今年度は、感染症対策の一環として、保護者のみ参加をいただくという形となりました。同窓生の皆様におかれましては、ご協力をいただき感謝しております。 来年度の開催方法については未定ですが、今後とも岩倉高校での教育活動にご理解をいただければと思います。

令和2年度 岩倉祭について

 残暑の候、同窓会員の皆様には日頃ご多忙にも拘わらず、同窓会諸活動にご協力をいただいておりますこと厚く御礼申し上げます。
 コロナ禍のなか、今年度の岩倉祭をどうするべきか、学校側では、教員の岩倉祭担当者と生徒の岩倉祭実行委員が、他校の情報収集なども行い、9月は学校祭を開催可能な状況にあることを想定して準備を進めています。
 しかし、例年とは大きく運営・内容を見直し、規模を縮小せざるを得ず、毎年PTAと同窓会から参加している模擬店や同窓会ルームの企画展示は、今年度は見送りとするとの連絡を受けました。
 本当に残念ですが、どうかご了承をお願いいたします。また次年度以降、平常な形で岩倉祭が開催できる状況になりましたら、参加することといたしますので、同窓会員各位におかれましても、ご協力賜りたくお願い申し上げます。
【補足説明】岩倉祭実施の基本方針(岩倉祭実行委員会)
① 実施判断目安
実施段階で一斉登校をしている状態であること。実施予定9月下旬はその条件を満たしていると想定し準備する。
② 食品販売自粛
保健所からのアドバイスを受け、飲食関係(完成品の販売も含む)はすべて実施しない。
③ 参加生徒の制限
在校生徒1300名余が一堂に会するのは明らかに三密。参加者限定、有志参加
④ 来場者
保護者のみ(分散のため指定日を設ける可能性あり)

なお、オンラインでの公開も準備しております。詳しくは今後HPで発表します。

オンライン岩倉祭  

岩倉高校での養護実習を終えて ~日本体育大学 山中梨乃 さん(平成28年度岩倉高等学校普通科卒業)~

①実習生・山中梨乃さんより
 私は今回の養護実習に臨むにあたり、教育現場における「実践的な学び」をしたいと考えておりました。
保健室運営を中心に、新型コロナウイルスの影響で精神的な悩みを持つ生徒も多いと考えており、そのような生徒にどのような対応をしているのか。また、新型コロナウイルスの感染拡大予防・対策を学校ではどのように行なっているのかについてです。
 実際に、岩倉高校では生徒及び教職員の感染拡大予防・対策として様々な取り組みが行われていました。
生徒及び教職員の健康、安全のもとで、学校運営がはじめて実現するということを改めて実感しました。
私自身も実習生として、そのような業務に多く携わらせていただきましたが、新たな気づきもあり、毎日が新鮮で実りの多い実習となりました。
今後は、今回の実習での経験を十分に活かし、実践的な知識、スキルを身につけた養護教諭を目指して頑張りたいと思います。
昨今の学校を取り巻く様々な状況下で、実習を受け入れて下さった母校・岩倉高校に感謝するとともに、11月に予定されている保健体育の実習では、一層成長した姿を見せたいと思います!

②生徒からの声
  •  私は山中先生の授業を受け、今まで知らなかった多くのことを学ぶことができました。捻挫のメカニズムやその危険性、また対処法などを理解することができました。さらに、PRICE処置を教えていただき、正しいアイシングの方法も知ることができました。
     私は現在、陸上競技部に所属しています。運動と怪我は切っても切れない関係にあると思います。大切なことは、怪我をした際に、適切な処置をすることができるかどうかだと思います。今回の山中先生の授業を通して学んだことを、ぜひ実践していきたいと思います。
    (陸上競技部男子 2年生)
  •  私は山中さんの授業を通して、自分自身の生命を守るために大切なことを学ぶことができました。
    今年は例年よりも暑く、熱中症の対策にはより一層万全を期す必要があります。一方で、新型コロナウイルスの感染症対策として、日々マスクを着用して生活しなければなりません。この二つの対策をどのように行うのが適切かを、知ることができました。また、アイシングの重要性及び適切な方法を学ぶこともできました。今後は、怪我をしない活動を前提としながら、万が一怪我をしてしまった場合は、落ち着いて正しいケアができるようにしていきたいです。
    山中先生、実習お疲れ様でした!ぜひ部活動にも遊びに来てください!
    (陸上競技部女子 2年生)

③先生方からのエール
  • 母校となる岩倉高校での養護実習はいかがでしたか。コロナ禍での実習でしたので不安な部分もあったでしょう。毎日のように朝の正門指導をしていただき、本当に助かりました。高校生のころには、何も考えずに入ってきた正門も、迎える立場となると随分気持ちが違ったと思います。後半戦11月保健体育の実習ではどのような姿が見ることが出来るのか楽しみにしています。
  • 7月中旬、2年生の数学の授業中、女子生徒の具合が悪くなったとき、駆けつけて下さって、本当にありがとうございました。迷わず東館から保健室まで、おんぶで運んでいただきました。あのときの山中先生の判断力・行動力は、生徒も私も、けして忘れることはありません。生徒たちから学ぶことが多いと感じている今日この頃。実習生である山中先生からも大切なことを教えていただきました。11月からの実習でも、山中先生からパワーをいただこうと考えております!おつかれさまでした。
  • コロナ禍という大変な状況の下での実習は大変だったと思います。今回は養護教諭という立場でしたので、学校は、「生徒-教員」だけではないということを学ぶことができ、一歩引いた目線から学校を知るいい機会になったのではないでしょうか。
    次回の教育実習ではクラス運営等から学ぶことも多いと思います。
    今回はあまり関わりを持つことは出来ませんでしたので、次回は元担任としても、先輩教員としても、相談に乗りますので、いつでもきてください。
    こちらの立場から徹底的に指導しますよ!笑
    ひとまず、今回はお疲れ様でした!

④指導担当・金澤先生より
高校の卒業式で「養護実習に戻ってくるので待っていてください」と巣立っていき、約束通り立派な大学生になって戻ってきてくれました。
高校時代から変わらぬ明るさと、どんな立場の人にでも分け隔てなく平等に接することができる山中先生は、実習中もコロナ禍で体調不良、メンタル不調になった生徒にやさしく温かく接してくれました。私も、彼女が実習に来てくれたおかげで元気をもらった気がします。
常にメモを取り、何でも質問し、チャレンジしようとする姿はきっと高校生の憧れの先生になったと思います。
さすが岩倉高校の歴史に残る女子一期生、期待通りの活躍でした!

【2019(令和元)年度】新栄宏茂先生

新栄宏茂先生 昭和53年4月、縁あって岩倉高等学校保健体育科の教員に採用いただきました。合わせて柔道部の監督をすることとなりあわてて昇段審査を受けたのを懐かしく思い出します。
 強い生徒がたくさんいました。
 高校総体東京予選で優勝候補の選手を背負い投げで投げた選手は現在東京警視庁で勤務しているはずです。また大学に進学し東京警視庁警察署長に昇進したものや、観光会社の社長さんなど多彩な人物に育てられました。
 陸上競技部では駅伝を目指し、他のブロックの選手をないがしろにしていたかもしれません。毎日新聞の取材を受けいよいよ一つ上のステージに上がるというとき、選手の区間決定で大きなミスを犯し生徒たちに迷惑をかけたことが一番の反省点であり申し訳なく思っております。間違っていなければすべての選手がそれぞれ力を出し切ることができ、上の舞台に立っていただろうと確信できるチームでした。勧誘などはしていませんので、各自が大学や強豪校との合同練習などで力をつけていきました。
 近年は募集広報部で中学や塾および出版社とのお付き合いが中心の仕事になっており生徒指導に携われなかったのが心残りです。自分の指導力よくのなさを棚に上げ厳しく生徒を叱咤した私のような未熟な教員を多くの生徒や保護者が先輩が育てくださいました。
いよいよ退職ですが多くの皆様に対する感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
 

【2019(令和元)年度】菅澤雄大先生

 5年間という短い期間でしたが、岩倉高校でみなさんと学ぶことができまして、本当にありがとうございました。
 私にとっては、初めてのクラス担任を経験させていただきまして、さらに昨年度は3年間を共に歩んだクラスの生徒・学年の生徒を卒業まで見届させていただきました。ありがとうございました。
 さて、私は社会科の教員で、専門が地理であります。学びのモットーは「行って・観て・考える」です。このモットーのもとに巡検(校外学習)や学校の地元の台東区の方々との地域学習を実践させていただきました。これも出かけることの好きなみなさんのおかげさまだと思っております。
 そして、これからも「行って・観て・考える」の姿勢で学び続けてください。 ありがとうございました。