平成24年2月4日(土)に三池工業高等学校で「校内課題研究発表会」が開催されました。
内容は各科の代表が1年間研究してきた成果を、全校生徒や近隣の企業の方々に発表しました。
①電子機械科 「子ども用椅子の製作」
- 電子機械科の実習の1つである、「溶接」技術の向上を目的に子ども用椅子の製作を行いました。
- その際に、工業デザインの研究を行い、デザインと使い勝手を考えながら取り組みました。
②土木科 「土木技術を活かしたものづくり」
- 土木科では学校で学んできた土木技術を実践的に活用し、土木技術者としての意義・誇りを持っていくため、また自らが創作工夫し、完成させる達成感、作業に対する責任感を養うためにさまざまな作品制作に取り組んできました。
- 水理学による水槽、土木設計による建築物の設計・製図・橋梁模型、土木施工によるウッドデッキ・ベンチ作成、創作工夫を中心とした竹細工などがあります。
- 本校内には多くの課題研究作品が各所に設置していますので、今後在校生に利用していただき更に良いものを作っていただきたいと思います。
③工業化学科 「身近な土から陶磁器を作る」
- 私たち伝統工芸班は、陶磁器をテーマにし、その中でも身近な土から陶磁器は作ることをメインテーマに上げ研究を行ってきました。土の採取場所を校内と決定し、土の採取から分別などを行い、陶土として使用できる状態にして、成形・焼成するまでの工程を研究してきました。また、日本文化である陶磁器の体験を通して、その背景にある昔からの文化などを感じる事も目的とし、1年間研究を行いました。
④情報電子科「情報電子科課題研究」
- 情報電子科の課題研究の内容をダイジェストで発表します。
- マイコンカー マイコンカー製作とマイコンカーラリー大会への参加
- アイデア作品製作 発想訓練、からくり製作
- 電子工作 エフェクター、短波ラジオの製作
- ソフトウエアーの応用
- アンドロイドアプリケーション製作、JAVA・HSPを使用したオリジナルゲーム製作
- レゴマインドストーム レゴブロックを使用したロボット製作
⑤電気科 「小型シーケンス制御装置の製作」
- 既存のシーケンス制御実習装置は、大きくて重く、応用利用が困難であるので、「小型で、入出力装置を入れ替えできる装置があれば、実習のみならず、授業でも活用できるのでは」という思いで製作に取り組みました。
- 構成は、外箱と入力装置、出力装置、そしてシーケンサです。
- 入力装置と出力装置は簡単に取り外しすることができる構造にしています。
これからも沢山の研究をして、世の中の役に立つ研究や発表をしてくれることと思います。