研修会

研修会

第19回 卒後研修会


 
日 時 2014年11月1日(土曜日)
14時30分〜17時
場 所 I-site なんば
講 師 岩田 晃 先生 (大阪府立大学大学院  総合リハビリテーション学研究科)
テーマ パフォーマンスを向上させるために 〜運動機能の規定要因を考える!〜
 

研修会を終え

 この度、大阪府立大学総合リハビリテーション学研究科の岩田晃先生に「パフォーマンスを向上させるために」というテーマで講義していただきました。岩田 先生は私が学生の頃から学生目線で気さくに話を聞いてくれ、勉強のことはもちろん、就活のことなど様々な面でお世話になった先生です。今回は大阪府立大学 を卒業後、初めて母校の先生に講義していただけるこということで、非常に楽しみにしていました。
 私は理学療法士として患者さんのパフォーマンスを向上させるために、日々臨床に取り組んでいます。患者さんのimpairmentを見つけ、そこに対し てアプローチしていますが、講義後からは筋力だけでなく筋パワーという視点や静的ストレッチの必要性について深く考えるようになりました。私の勉強不足で すが、ストレッチがパフォーマンスの低下を及ぼすという知識はありませんでした。今回の講義を受けることで、知らかったことや、今までは当たり前だと思っ ていたことが実は違うということを自分の知識として定着させることができました。こうして学んだことを翌日からの臨床ですぐ使え、これまで自分のしてきた 治療プログラムを見直す機会になり、私自身とても有意義な研修会となりました。
就職してから半年たちますが、理学療法の分野は日々進歩し、常に知識の上積みをしていく必要のある職だと感じています。分からないことや知らないことがた くさんあるため、自分で教科書や文献を検索して学ぶという姿勢も大事ですが、研修会等で他者から教えてもらうということも学習には非常に有効な手段である と改めて感じました。患者さんのパフォーマンスを向上させ喜んでもらうことが、私の理学療法士としての喜びですが、いつも上手くいくわけではありません。 上手くいく回数が少しでも増えるように、これからも自己研鑚に励もうと思いました。
 今回、大阪府立大学のOBとして研修会に参加させていただき、たくさんの府大の先輩方と一緒に学ぶことができ、私自身とても刺激になりました。これから 大阪府立大学を卒業する後輩たちにもぜひ参加して欲しい会です。卒業後もこのような縦の繋がりを大切にしていきたいと思いました。
最後になりましたが、今後の竹羽会の益々の発展をお祈り申し上げるとともに、この度、講義をしてくださった岩田先生、研修会を開催してくださった先輩方に心より感謝申し上げます。

阪口将登【府大6期生(竹羽会17期)】

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