2019年

関西武夫原会 秋のハイキング報告 

令和元年、秋のハイキングは11月17日(日)、洛北の鞍馬から大原への道を歩きました。
 

「もみじのトンネル」をくぐって

 京阪電車の出町柳駅に集まったのは9名。「お天気で何よりですね」などと言いながら叡山電車へ。市原~二ノ瀬の間は「もみじのトンネル」で有名です。展望列車「きらら」の車窓からイロハモミジ、オオモミジなどの紅葉が美しく、満員の車内から歓声が上がりました。終点の鞍馬駅に着くと、大天狗のモニュメントの前で写真撮影。いつもながら「Kumamoto University」のタオルを広げるのが恥ずかしいような、誇らしいような・・・。

 

ハートブレイクの薬王(やっこう)坂

 鞍馬寺を左に見て、格子戸の美しい鞍馬街道を少し進み右手へ。薬王坂。ハイキングに慣れていない人にとってはいきなりでキツイかも、と気になっていた登り。やっばり、2,3弱音を吐く声が聞こえてきました。(ゆっくり、ゆっくり頑張ってね!)でも、30分ほどで頂上、静原の里が眼下に見えた。
 
 

大銀杏の下でお弁当

 静原神社の前が児童公園になっていて、そこの大銀杏が見事に黄金色に色づいていました。私たちが着いた時にたくさんいたハイカーたちは、すでに昼食を終えていて、すぐにスタートしたので、この銀杏の樹の下を独占してお弁当タイム。Mさんがいつも持ってきてくれる人吉の焼酎。Kさんのワインはコルク抜きがないので開けられず残念。

 

 江文(えぶみ)峠から大原の里へ

 峠と名は付いていますが、江文峠は薬王坂に比べれば緩い登り。この峠から舗装道路を数十メートル進み、山道をせせらぎに沿って下ると、やがて大原の里。養鶏場の鶏がコケコッコーと賑やかに出迎えてくれた。「ベニシアさんの家はどこでしょうね」とYさん。(皆さん、ご存知ですか?NHKのEテレ・『猫のしっぽ、カエルの手』のイギリスの女性です。各国を旅して、落ち着いたのが、日本の京都のここ大原の里。ここでハーブを育てています)
 ゆったりと広がる大原の畑では、青々といろんな野菜が育っていますが、「これはすぐき菜かな・・・?あれは・・・?」と、みんな、自信がありません。

 

 建礼門院を偲んで、寂光院

 民家や民宿の並ぶ辺りを寂光院に進む。門前の漬物屋で味見をしながら皆が揃うのを待っていましたが、2名ほど足りません。そこへ電話あり、なんとその二人は「三千院の前にいる」と。「大原」と言えばやっぱり「三千院」なんですね、デュークエイセス世代は。 9名揃ってから、寂光院の境内に。この尼寺が、火災で損傷したことは記憶していますが、それが平成12年(2000年)で、あれからもう20年近く経ったのですね。立派に復元されていて、本堂では昔は無かったマイクに依る解説も行われていました。本尊の六万体地蔵尊、建礼門院の御像、阿波内侍の御像に手を合わせました。裏山には、建礼門院の御陵や侍女たちのお墓もあるということでしたが、今回はパスしました。まさに燃える秋、至る処で美しい紅葉に出会い、お喋りを楽しみながらの、素晴らしい1日でした。             
 
第18回<昭和45年>卒 今泉(岩永)富美子

「関西熊本県人の集い」に参加してきました。

 「ONE FOR ALL, ALL FOR くまもと」(一人はみんなのために、みんなは熊本のために)を合言葉に熊本県人会連絡協議会主催で「第35回関西熊本県人の集い」が開催されました。(令和元年11月9日 於:太閤園)
 当協議会は関西地区において活躍する熊本をキーワードとする56団体で組織されています。(熊本県下の地域や学校で組織されたものが多数ですが「熊本大好き」で集まった団体もあります。)我が関西武夫原会も当協議会に加入しており、当日4名参加しました。
当日の盛況ぶりを少し紹介しましょう。
 
 司会者の熊本弁の大きな声で開演し、主催者挨拶に例年と同じく「くまモン」が登場です。来賓挨拶、活動報告に続き、今年は山鹿灯籠踊り保存会による「山鹿灯籠灯りの舞」が披露されました。暗闇に浮かぶ山鹿灯籠の灯りが幻想的でしかも美人の奥ゆかしい舞に酔いしれてしまいました。

 乾杯の後、熊本名物「辛子蓮根」「馬刺」の登場に待ってましたと箸が進みます。
少し落ち着いたところで、まず、熊大卒業生と懇親を深めます。(熊大卒生はいろいろな組織に所属されていてあちこちのテーブルで盛り上がっています)
テーブルの間を行き来する熊本県人をかいくぐりながら進むのですが、途中、同窓会活動で知り合った沢山の方とのお話しが弾みなかなかたどり着けません。
(関西武夫原会メンバー) (小野副知事と武夫原会メンバーと)
(関西連合同窓会メンバーと)  
(13テーブル)  
 会も最高潮に達したころ福引大会です。熊本名産品が次々と他人の手に渡ります。(残念!私は当たりませんでした)
 最後に「火の国旅情」を皆で大合唱して閉会となりました。
 
第22回卒(S49年卒) 岡 本  敏 秀

2019.10.27(日)熊本大学に行ってきました。

 S49年(第22回)卒  岡本 敏秀
 
 関西武夫原会の役員を拝命して毎年ホームカミングデーに参加するようになり、秋晴れの空の下、妻の故郷の大分から阿蘇を越えて車で熊本入りです。(国道57号線は未だに熊本地震の傷跡が残りミルクロードを経由しながらの熊本入りです。)この時期、学園祭が開催される中、ホームカミングデー、卒業生表彰式が開催されていましたが、今回は学園祭に先だち九州連合同窓会と同時開催という形で133名の卒業生が集いました。(関西武夫原会からは、4名が参加しました。)
 九州連合同窓会総会は、文法学部本館A1教室(階段教室)で行われました。原田信志学長から熊本大学の近況が報告され、また五高記念館を中心としたミュージアムゾーン構想が紹介されました。連合同窓会長の挨拶に続き午前中に行われた卒業生表彰受賞者の紹介がありました。当会から、鳥居建夫氏が晴れある受賞者となりました。




 
(総会:原田学長挨拶)  (卒業生表彰式) 

 講演会では岡田行雄教授による「熊本大学文書館のこれから」と題した講演が行われ、熊本大学が保管管理している熊本に関係する文書・資料の紹介がありました。
 交流会では転勤で九州に戻られた当会会員と懐かしい再会があり、お互いの近況を報告し合い楽しい時間を共有できました。また、学生によるアトラクションでは応援団とチアリーディングが登場し更に盛り上がりました。


 熊本大学は卒業生に対してもこのように暖かく再会の場や機会をあたえてくれます。国立大学の法人化に伴い大学運営が厳しさを増す中、今後ますます卒業生の母校愛が大学の暖かさ・温もりを維持するためには必要不可欠なものになると思います。
 大学キャンパスを歩いてみると、熊大のシンボルである五高記念館は現在仮囲いで覆われ中の様子が見えません。熊本大学基金への寄付で着実に復旧工事は進んでいますがまだまだ復興半ばです。忙しい日常の中、忘れがちな母校熊本大学のことを様々な機会をとらえて支援できたらと思いました。
(五高記念館:修復工事中)

熊本大学関西武夫原会 秋のハイキング(鞍馬~大原)のご案内

熊本大学関西武夫原会
秋のハイキング(鞍馬~大原)のご案内

 洛北の鞍馬から大原の里への道は歴史ロマンに満ちた、ハイキングのゴールデンルートです。武夫原会のこの秋のハイキングは、この道を歩いて、「平家物語」の世界に思いを馳せたいと思います。後白河法皇が、いわゆる「大原御幸」で建礼門院を訪ねたのは800年余り前の初夏ですから、季節は大いに違いますが、秋の鞍馬、大原では美しい紅葉が私たちを迎えてくれることでしょう。多少の起伏はありますが、一般向きのコースです。皆さん、気軽にご参加ください。
(鞍馬寺)
  (寂光院)
①日 時
令和元年11月17日(日)
②集 合 京阪電車「出町柳」駅改札口(叡山電車方向)9時50分
*全員揃ってから叡山電車の方に移動します
③行き方 (例)JR大阪環状線(外回り)大阪8:32→京橋8:39→京阪京橋8:47→出町柳9:34
*京阪の始発「淀屋橋」駅から乗る方法もあります
④コース 出町柳駅10:00→鞍馬駅10:31→薬王坂→静原神社→江文峠(昼食)→江文神社→乙が森→寂光院前→大原バス停(約8.5キロ)*15時半頃着?
*<バス> 出町柳経由京都駅行 30分に1本 15時台は13分と43分 出町柳まで約35分
⑤持ち物 弁当、飲み物(お茶、お好みのアルコール飲料)、おやつ、敷物など

<連絡先>  参加希望の方は、11月10日(日)までに事務局にご連絡ください
         岡 本 敏 秀    090-3352-6979

第54回 熊本大学関西武夫原会 総会・懇親会開催!

第27回(昭和54年卒)松田 亨
 
 令和元年9月7日(土)大阪第一ホテルにて第54回熊本大学関西武夫原会総会・懇親会が開催されました。
 第1回(昭和28年卒)から第67回(平成31年卒)までの67年にわたり、すべての世代の卒業生が一堂に会する同窓会は全国的に見ても珍しいのではないかと思います。


 
第54回熊本大学関西武夫原会総会・懇親会

 司会は平成4年卒のMさんで初めての経験であるにもかかわらず、堂々とした態度で、しかも場内に響き渡る透き通った声がとても印象的でした。5年間会長をつとめられた本島会長から、児倉新会長へのバトンタッチも滞りなく進み、特別講演に入ります。
 
二木東京連合同窓会会長挨拶
原田学長基調講演
原田学長
 
村田武夫原会会長
 
本島新顧問
 
児倉新会長
 


 今回の講師は平成6年卒のYさんで、テーマは「熊大とマンガ研究の現在(いま)」というユニークなものです。
吉村氏講演

私のような古い人間からすれば「マンガが研究の対象になるのだろうか?」という疑問が湧いてくるようなテーマです。そのあたりも含めYさんは上手に説明していかれます。高校2年時の手塚治虫の死からマンガへの強烈な思いはスタートしていきます。熊大文学部2回生の頃文化史研究室に所属し「何を研究したらいいか先生に尋ねたところ「なんでもいいよ」と言われます。そこで自分の一番好きなマンガをテーマにしようとすると、先生は前言を翻し「研究と趣味は違う。マンガは趣味でしょ」。
これで諦めないのがYさん。逆にYさんはますますマンガ研究に没頭していくことになります。とうとう反対していた先生もマンガ研究を認めることになります。・・・
 講演が終了し懇親会に移ります。
ビンゴゲーム、ジャンケンゲーム、初参加者インタビューと続き、最後はUさんの15年振りの巻頭言、寮歌斉唱で懇親会も大団円を迎えました。
 
ビンゴゲーム
 
ビンゴ景品
 
ビンゴゲーム 
 
ビンゴゲーム
 
じゃんけんゲーム
 
じゃんけんゲーム・文学部
 
じゃんけんゲーム・法学部
 
じゃんけんゲーム・大学院
 
初参加インタビュー
 
初参加インタビュー
 
巻頭言
 
寮歌斉唱
 
 
閉会の辞

その後は同じ場所で2次会を行いました。Yさんの隣に私は座ることになり、色々と話をすることになりました。Yさんは福岡県の嘉穂高校出身です。嘉穂高校は柔道の強い学校で、大学時代柔道部であった私は興味深い思いで話をお聞きしました。(Yさん自身は剣道部であったとのことです)また嘉穂のある飯塚市は某政治家の地元であり、私が仕事で飯塚市を訪れた時のエピソードを披露すると、「その通り」と笑顔で応えられました。
 また2次会では平成31年卒の女性も2名参加しておられ、Yさんも交え、楽しい会話が最後までできました。是非来年もお会いしましょうと声をかけて2次会を終了しました。
 
二次会
 

・・・・・・・・・・・・・・・写真は溝口房雄氏提供・・・・・・・・・・・・・・・  
 
A席
 
B席
 
C席
 
D席
 
E席
 
F席
 
G席
 
H席
 
I席
 
J席
 
 
五高記念館募金活動
 
※ ホームページ作成委員会からのご連絡
 「関西武夫原会について」の顧問・会長挨拶 役員・事務局 「関西武夫原会のあゆみ」
  リニューアルしましたのでご覧下さい。 

顧問/会長挨拶

顧問挨拶

本島 昭男 顧問 (第16回生・昭和43年卒)

2019年(令和元年)、関西武夫原会は「5縁(ご縁)を通して若手につなぐ団結作戦」で第1期生(S.28年卒)から67回生(H.31年卒)まで親・子・孫世代まで一堂に会することができ、第54回目の総会・懇親会を盛大に、楽しく開催できました。 この度の役員改選で、5年前から務めていました会長を次の代に繋ぐことができました。また、会計、事務局等を含め30年間、皆様のご協力ありがとうございました。今後共、関西武夫原会が「卒業生の心の拠りどころ」として、10年、20年、50年と楽しく継続していくことを願っております。

2011年に開設されたホームページもアクセス数が53万を突破し、2016年に開設されたフェイスブックと共に関西武夫原会の主要な情報発信・交流の場になっておりましたが、武夫原会のホームページ開設を機に、武夫原会のホームページに移管いたします。地域武夫原会とも連携しながら全国約2万人の会員と情報交換を密にしていきましょう。
これからも「5縁(血縁・地縁・学縁・社縁・趣縁)」を繫ぎ、関西武夫原会の交流の輪が広がっていくことを願っております
 

会長挨拶

児倉 静二 会長 (第19回生・昭和46年卒)

会員の皆様へ
この度、本島前会長の後任として、関西武夫原会会長の大役をお引き受けすることになりました、昭和46年卒の児倉と申します。
役員の皆さん、学年幹事の皆さんとも手を携えて、関西武夫原会の発展に尽力してまいりたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

関西武夫原会は、50年以上も前に先輩諸氏により設立されました伝統ある同窓会組織です。又、熊本大学の同窓会の中でも、会員同士の横のつながりが大変強い、足腰の強い同窓会と自負しています。かねて本島前会長が熱心に提唱されてきました「5縁」や「絆」の精神をこれからも大切にし、縦、横、斜めのつながりをより一層、強くしてまいりたいと思います。

ところで、最近、時代の流れと共に、年々尻すぼみになる同窓会もあるように聞きます。又、同窓会に行って何かいいことあるの?という若い人たちもいます。私は、同窓会では、どんな境遇の人もハッピーな人も、そうでない人も皆んな一様に、あの青臭くて真っ白な学生時代にリセットされるのだと思います。

年を経て職場や、家庭、或いは健康上の悩みや喜びや溜まった垢も、日ごろ身内には話せないことも、肩の力を抜いて話ができる、お互いが共感しあえる、それが同窓会の素晴らしさです。昔話を切り口に、「大切な今日」を、思い思いに語りあう場だと思います。
「明日もまた頑張ろう」と清々しい気分になれる、そんな関西武夫原会を皆さんと一緒に盛り上げていきたいと思います。会員の皆様の温かいご支援、ご協力を心からお願い申し上げ、挨拶の辞とさせていただきます。

関西武夫原会総会・懇親会で赤煉瓦時代を、大いに語ろう!


 第54回 関西武夫原会総会・懇親会は9月7日(土)大阪第一ホテルで開催致します。
 今年度も熊本から直送の馬刺し、辛子蓮根を用意し、「ビンゴゲーム」も予定していますので、ゆっくり歓談し旧交を温めて頂きたいと思います。 
 第1回生(S28年卒)から第67回生(H31年卒)が参集し、今年も親・子・孫世代が一堂に会する予定です。


 
懐かしい学生時代を、そして未来を大いに語りあいましょう!
同期生 同期生
ゼミ仲間 クラブ仲間
なお、9/7(土)開催 関西武夫原会総会・懇親会のご案内は
           http://kansai-bufugenkai.net/?p=2840をご覧下さい。
 まだ、ご出席のハガキを出されていない方は早めにご投函ください!
  

第54回 熊本大学関西武夫原会総会・懇親会のご案内

2019年度総会・懇親会を下記の通り、開催致します。
第1回生(昭和28年度卒)から第67回生(平成31年卒)まで多くの皆様にご参加頂きますようご案内申し上げます。

当会は昨年の総会・懇親会を平成卒の若い会員を中心に盛会裏に終え、今年も昨年と同様、交通アクセスが良い「大阪第一ホテル」にて開催いたします。

また、特別企画として、当学部の卒業生である京都精華大学副学長(マンガ学部教授)吉村和真先生に特別講演をお願いしています。
【演題:「熊大とマンガ研究の現在(いま)」】

当日は「大阪第一ホテル」の自慢の料理に加えて、熊本から直送の馬刺し、辛子蓮根を用意しております。また熊本名産品やくまモングッズ等が多数当たる「ビンゴゲーム」も予定していますので、ゆっくり歓談し、旧交を温めて頂きたいと思います。
ご家族、ご友人と是非ご一緒にご参加下さい。

 

日 時:2019年9月7日(土) 11時(受付10時半)~15時

場  所: 大阪第一ホテル 宴会場モナーク(大阪マルビル6階)
(会場へのアクセスは・・・・・をクリックして下さい)

https://www.osakadaiichi.co.jp/facilities/access.html

電 話  06-6341-4411 (大阪市北区梅田1丁目9番20号)

連絡先  事務局 岡本敏秀  電話090-3352-6979   

「過去4年の総会・懇親会の様子」 は下記のホームページでご覧下さい。
 

第53回:平成30年9月8日(土)

https://www.web-dousoukai.com/bufugen/?p=2423

第52回:平成29年9月9日(土)

https://www.web-dousoukai.com/bufugen/?p=2122

第51回:平成28年9月3日(土)

https://www.web-dousoukai.com/bufugen/?p=1718

第50回平成27年9月5日(土)

https://www.web-dousoukai.com/bufugen/?p=1425

 

関西熊本県人会連絡協議会のHP        熊本大学関西武夫原会

http://www.kansai-kumamoto.com/kamei/school/kumadai