東京武夫原会
東京武夫原会
2016年10月29日
第32回 総会のご報告
去る10月29日、第32回東京武夫原会総会が千代田区霞が関にある霞が関ビル35階の東海大学交友会館で開催されました。当日は大学からは原田信志学長はじめとして来賓の方々を含め総勢84名の方に参加いただきました。
今回はじめて総会会場を今までの全国町村会館から霞が関ビル35階の会場での開催とし、会場の阿蘇の間からの眺望は抜群で都心の景色を楽しみながらの総会となりました。
第1部の総会の冒頭に、主催者を代表して神崎会長から、本年4月の熊本地震に被災されたかたがたへのお見舞いの言葉と会員のみなさまからの義援金のお礼の言葉がありました。引き続き、本会だけでなく武夫原会全体の課題である会員を増大・活性化のための緊密な連携が必要であること、そのためには特に比較的若い年齢層からの参加を促すための本部と各地域の武夫原会とのよりいっそうの連携強化が求められることなどの提案がありました。それに続いて、会計報告、監査報告の他役員改正、会則改訂の提案があり、全員の賛同を得て議決されました。
第2部の講演では、キリンビールマーケティング株式会社栃木支社長の神元佳子様(第38回、文学部卒)から、「ホントは奥深い、ビールの話」というテーマで講演があり、ビール好きの左党にとっては聞き逃すことのできない内容でした。先ずは全員にビールができるまでの工程の中での一番絞り、二番絞りの原酒(通常ではビール工場の中でしか味わうことができない)が配られ、それを実際に試飲して一番絞りのうまみを実感してから講演に入りました。講演は、プロジェクターに投影して栃木県のローカル色豊かなお話、本題のビールにまつわるお話、そして市販されている缶ビールをひときわ美味しく味わうためのウラワザの伝授、泡をたっぷりグラスに膨らませる注ぎ方などの実演もあり、全体を通して神元様のテンポのよいスピーチで進み、講演の最後には“一番絞り熊本づくり”が全員にプレゼントされ、興味深い目からうろこの講演を楽しむことができました。
続いて、熊本県東京事務所くまもとビジネス推進課主幹亀井誠様(第43回、法学部卒)から「熊本地震の復旧・復興の現状報告」の講演があり、同様にプロジェクターの映像で被害の甚大さとそこからの復旧・復興状況の説明がありました。それとあいまって総会会場内の壁面には、震災の状況と、復旧・復興の状況を説明するシートが十数枚展示されていました。
第3部の懇親会では、熊本大学の原田学長はじめ来賓の皆様の挨拶があり、熊本県東京事務所の渡辺所長様の乾杯の音頭で乾杯をし、各テーブルでは和やかな歓談の輪が広がり旧交を温め合うひと時を過ごしました。
次の4人の方々は、平成26年、27年、28年卒のフレッシュな皆さんです。 壇上での元気なスピーチ、ありがとうございました。 |
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事務局からの報告
司会は、37回卒の坂本さん。 総会の流れをスムーズに進行。 日本酒に強い、夜にも強い新 聞屋です。 |
事務局長は、17回卒の古田さん。 新任事務局長(副会長兼務ですが) 長年の金栗副会長退任後の任務の他、 高宗事務局長、曾根田常任幹事長の 役も纏めて引き受け、新事務局を 立ち上げ奮闘中。 |
新任の会計主幹は、29回卒の 福岡さん。 まだ現役の役員ですが、今年は 会計報告と監査報告もあわせて報告。 |
宴もたけなわとなった頃、お楽しみ抽選会では地元熊本のお酒や名産品の豪華な景品に大いに盛り上がったひと時をわくわくどきどき、楽しみました。
今年も福引を一手に引き受け 大活躍の 藤川さんです。 わかりますか?ハロウインナイト。 |
総会の締めは、今までに無く最高の引き締まった巻頭言で、そのエネルギーを全員でさらに盛り上げ、「武夫原頭に草萌えて」の五高寮歌を大声で歌い挙げて、本会は散会となりました。
前野さんの巻頭言。凄かった。 五高寮歌で、大いに盛り上がり ました。 |
総会の予定はここまででしたが、物足りないかたがたは二次会にも参加して、大いに旧交を暖め、語り合うことができました。
また来年の更なる参加者の増員を目指して、再会を期していました。
写真提供:第17回卒・渡邉和義さん