お知らせ
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2025年1月1日
令和7年1月1日年頭のご挨拶
令和7年 正月
新年あけましておめでとうございます
(第60回記念大会を迎えるにあたって)
(第60回記念大会を迎えるにあたって)
関西武夫原会 会長 岡本 敏秀
会員の皆様には平穏な新年をお迎えになったことと、まずはお慶び申し上げます。昨年は、ドジャーズの大谷選手の大活躍でスポーツ界では明るい話題が盛り沢山の一年でした。そしてパリオリンピック・パラリンピックでの日本人選手の活躍のニュースで興奮したものでした。
しかし、反面ウクライナやイスラエルの悲惨なニュースが昨年も絶え間なく続き、米国・韓国・日本などの環太平洋の国々の政治的変化が今後の政治経済の見通しを困難なものにしました。
昨年の世相を一字で表す漢字は五輪での日本選手の活躍による光を表す「キン」と裏金問題などの影を表す「かね」の2つの意味を示す「金」でした。
2000年から数えても5回も選ばれた漢字で「またか」と感じた方もいらっしゃったのでは?
関西武夫原会においては、歴代の会長が築き上げた半世紀の実績を守りそして更に発展させ次に繋ぐ同窓会活動を目指し例年通り総会・懇親会を開催し、熊大クイズ、現役応援団の演舞で盛り上がりました。
ご逝去された会員も多くまた新規会員の情報不足から案内先が減少し同窓会活動の難しさを痛感させられた一年でもありました。
また、学部を超えた同窓会である関西連合同窓会が昨年を持って発展的解消となり、同窓会活動の在り方についても問われる一年でもありました。
さて、今年は、「大阪万博2025」開催の年であり特に関西地区では大いに盛り上がりが期待される年です。加えて関西武夫原会では第60回の記念大会となる年です。
昨年盛んに言われた言葉で「ダイバーシティ(多様性)・グローバル・二刀流」等があります。これらの言葉の中に同窓会活動を更に活性化するヒントが存在しているように思います。
各大学で同窓会活動の縮小化が進む中で熊本大学はカレッジ(単科大学)ではなくユニバーシティ(総合大学)であるという強みにも着目し
そして卒業生の楽しみの場所であると同時に熊本大学に貢献できることも模索する同窓会を目指そうと思います。
若者言葉で「界隈(かいわい)」と言う言葉が流行しているようです。「特定の趣味や興味を持つ人々が集まるコミュニティ」という意味で使われているそうですが、以前では「オタク」でした。
若者たちの意識が個人から集団へグローバル化し、人との関わり合いを求め変貌している形の言葉のように思えます。
同窓会活動が「またか」と思われないものにするにはどうしたらできるかを、特に変化してきた若者の考えを是非お聞かせいただき第60回記念大会が盛会裏になるようご協力お願いいたします。
益々混沌とする社会経済の中、皆様のご健康・ご活躍を祈念し、そして、今秋の第60回記念総会・懇親会で会員の皆様の笑顔を拝見できることを楽しみにして年頭のご挨拶とさせていただきます。