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復旧なった赤レンガ、五高記念館!

第16回(昭和43年卒)顧問 本島 昭男
 
  2022年5月18日(水)、熊本大学五高記念館(本館)の一般公開が始まったのを機に3年ぶりに熊本を訪れました。
 久しぶりに訪れる熊本大学は赤レンガの赤門と平成28年の熊本地震から見事に復旧した五高記念館が迎えてくれました。 
    まず、水元文学部部長と教育研究支援部・松村副課長にご案内いただき小川久雄熊本大学学長にお会いしました。学長は長年、国立循環器病研究センターにおられましたので関西に思い入れが深く、関西の会には是非行きたいと強く言っておられました。
 今年は9月10日(土)関西武夫原会、11月26日(土)関西連合同窓会の総会・懇親会が予定されており、関西でお会いできるのが楽しみです。
 次に水元学部長に公開された五高記念館の内部を案内していただき第五高等学校の歴史・教育・学校生活・卒業生についての資料などを見ていきましたが復元教室や2階への階段、池田勇人元総理寄贈の太鼓など興味を引かれました。そのほか、内部の資料等の復旧はまだまだ時間がかかりそうですが、建物の雄姿を目にしたことで大変うれしく感動しました。
五高記念館は同じ年に建てられた化学実験場、表門の赤門や設計図と共に国の重要文化財に指定されています。私達もこの赤レンガの建物で実際に授業を受けたことが思い出されます。

 

  法学部・文学部棟の2階には「武夫原サロン」があります。サロンの入り口にはちゃんと「関西に住むなら そうだ!同窓会へ入ろう!」と学生に呼かけるポスターが貼られていましたので、私も事務の方に関西武夫原会のホームページを見ていただき関西武夫原会を大いにPRしてきました。

 
 
 最終日は熊本のシンボル熊本城の天守閣の内部が公開されましたので見てきました。エレベーターで最上階まで行けるようになっていましたので誰でも天守に登れるのでとても良いことだと思いました。しかし、建物は復旧しましたが石垣等はあと20年要するとのことですので一口城主になると個人でも熊本城の復興に役立つことが実感できます。

 
  熊本には高校の同級生が社長をしている会社に仕事で行ったのですが、以前、熊本県大阪事務所におられた法文学部出身の㈱くまもとDMC磯田社長と会うことができ、そこには熊本大学に勤務していた兄の息子(甥)が元気に働いていました。色々と話をしていくと不思議と5縁(血縁・地縁・学縁・社縁・趣縁)で繋がっていることが今さらのように実感できると同時に驚きでもありました。
 皆様も熊本に行く機会があったら是非、復旧し、一般公開なった赤レンガの五高記念館を楽しみながらご縁(5縁)を繋いでいきましょう!