2021年

2021年

関西武夫原会 会員の皆様へ

令和3年正月
関西武夫原会 会員の皆様へ 
関西武夫原会 会長 児倉 静二
 
昨年はお正月の屠蘇気分がようやく冷めたころ、新型コロナウイルス(COVID-19)による感染症が全国に拡大し、第1波、2波、3波と心休まることなく、ひたすら我慢を強いられた一年でした。未だコロナ禍の最中ですが、会員の皆様には平穏な新年をお迎えになったことと、まずはお慶び申し上げます。
 
同窓生の中には医療関係に従事されている方もおられるのではないかと思います。
昼夜、奮闘されておられることに心から感謝申し上げます。又、不運にして感染症に罹患された同窓生や関係者の方がおられましたら、一刻も早い快癒を祈念申し上げます。
 
昨年は、関西武夫原会も苦渋の一年でした。主行事である総会・懇親会も中止の決断をせざるを得ず、又、常任幹事会も大阪市の感染拡大により、開催が困難な月もありました。そんな中で、ハイキングやゴルフなど有志による野外での活動により、会員同士の絆を再確認することも出来ました。
一方で、コロナ禍でアルバイトの機会を失い、又、実家の収入減などで生活に困窮する現役学生も多くおられます。同窓会として、彼らに少しでも役立つような支援を、皆さんのご協力をいただきながら実施したいと考えています。
 
私事で恐縮ですが、昨年は、元旦での抱負を「一日一善」とし、近所の空き缶やペットボトルを散歩がてら拾うのがひそかな日課となりました。ところが、自治会連中におだてられ、団地の環境リーダーに祭り上げられてしまいました。 (写真は歳末大掃除)
団地内には広々としたコアパークやせせらぎなどの水景設備がありますが、「カブトムシの小森、ホタルや小鳥が集う水辺にしよう」と絵空事を軽々に口走ったのが災いでした。

コロナ禍は私たちの生活を一変し、多くの人に苦難を与え続けていますが、思えば、新たな生活や以前とは違う自分と向き合う貴重な機会を与えられているとも言えます。
この時期にこそ想定外の挑戦をして、新たな生き甲斐を見出すのも良いのではないでしょうか。
今年こそ、今年こそ、コロナ感染症が一刻も早く収束し、この一年が会員の皆様にとってかけがいのない幸せな年になりますように、そして、今秋の総会・懇親会には、会員の皆様同士がふたたび笑顔で語り合えることを祈念し、年頭のご挨拶とさせていただきます。