2017年

2017年

第12回熊本大学ホームカミングデー

第27回(昭和54年卒) 松田 亨

平成29年度のホームカミングデーに初めて参加しましたので、報告します。

同時期に熊大では「紫熊祭」(我々が学生の頃は黒髪祭と名付けられていました)も開催されていましたので、併せて報告いたします。

 11月3日に帰熊した私は、夕方から熊大に出向き、「紫熊祭」を拝見しました。

主な目的は「熊大フェス」と名付けられたファッションショーに野口真未さんが出演されると聞いていたので、その応援です。

 学生会館前にメインステージが設けられ、若者特有の音楽をバックに闊歩するモデルさんにスポットライトをあてるもので、我々の学生時代には考えもしなかったようなものです。(費用もかかったはずですが、一般企業の協賛もあったのでしょう)

野口さんがさっそうとウオーキングする姿に改めて感動しました。大勢の観客がいましたが、私が手を振ると、野口さんも私に気付いてくれて、向こうも手を振ってくれました。この日はこれがメインでしたので、野口さんに挨拶した後は自宅に戻りました。

翌4日は本島会長と矢野大輔さんと私で、熊大を訪問しました。赤門から入り、五高記念館、ラフカディオ・ハーンや漱石の碑、武夫原を見学した後、法・文学部に行きました。この校舎は新しく建て替えされたようですが、昔の建物の面影のあるものです。正面玄関の階段の踊り場に「平江図拓本」があり、見学させて頂きました。

次に熊本城に向かいましたが、深く傷ついた状況に一同溜息が出てしまいました。復興には時間がかかるわけですが、逆に何とかしなければという気持ちになりました。夜は下通の名店「青柳」の料理とお酒に舌鼓を打ちました。

 翌5日がホームカミングデーです。場所は熊大本部で、赤門とは逆の工学部側の建物です。

学生時代でさえ、めったに工学部の建物には行ったことがなかった私は、少し戸惑いながら、中にはいって行きました。五高記念館もそうですが、工学部側の建物も熊本地震で被災しており、胸が締め付けられるような思いです。

 

 

 

 

今回ホームカミングデーに合わせて行われた平成29年度熊本大学卒業生表彰に矢野さんが見事受賞されましたことを報告させて頂きます。

 その後、ホームカミングでデーのパーティーは原田学長や水元文学部長、深町法学部長らと歓談しました。宴の終盤は熊大チアリーディング部による演技が行われましたが、そのレベルの高さに驚かされました。

 最後は応援団による演舞です。平成卒以降の学生は「五高寮歌」を知らない人が多いようで、応援団員も団長1名だそうです。団長は女性ですが、非常に力強く感じました。太鼓をたたいていた男性は連合同窓会の時、関西に来た男性で見覚えがあり、この男性と応援団長に激励の握手をさせて頂きました。(男性は今は大学院生の為、卒業後は関西に是非来て下さいとお願いしておきました)

この3日間は非常に充実したものとなりました。