2013年
2013年
2013年11月17日
熊大第8回ホームカミングデーに参加してきました。
11月3日(日)に熊大第8回ホームカミングデーが開催され、母校の現況を知り、友人たちに会える機会であると思い、参加してきました。
時折小雨も降るあいにくの天気でしたが、ちょうど学園祭(第2回紫熊祭)も開催されており、参加者は昔所属したサークルのテントを訪ねたり思い出の場所で昔を懐かしんだりしていました。
交流会に先立って行われたキャンパスツアーは、7つのコースが用意されていました。いずれも魅力的なものばかりでしたので、どれに参加しようかと迷ったのですが、夢の新素材の開発で世界的にも注目されている「先進マグネシウム国際研究センター」を選びました。
軽くて強いが燃えやすくて危険という特性を持つマグネシウムを従来にない強度と耐熱性・不燃性を持った合金にしようという先端的な研究です。既に数種類の元素を混ぜることで優れた特性を持つ合金を作り出すことに成功しており、これから量産化技術を開発し、市場開拓する段階に入っていくとのことでした。ダンベル状に成形したものを手に持って比べると、鉄は言うまでもなく、アルミやチタンよりも軽いのが確認できました。自動車、航空機、高速鉄道車両、などへの利用が考えられているようです。谷口学長によると「本学からノーベル賞を!」というレベルの研究とのことです。
キャンパスツアーの後は、谷口学長による大学の近況報告。
全国で22校の「研究拠点大学」の一つとなり教育力の強化と研究力のアップに力を入れていること、国際化を進めていること、付属図書館がリニューアルされたこと、等が報告されました。また、名誉フェロー称号受賞者や卒業生表彰受賞者の紹介もありました。卒業生表彰では、いつも関西武夫原会総会に出席していただいている出井昇武夫原会会長も表彰を受けられました。
そしていよいよ乾杯です。
ビールや球磨焼酎を酌み交わしながら、交流が大いに盛り上がりました。学生によるアトラクションも盛りだくさんで、ジャグリング、クラリネットとファゴットによる演奏、合唱団による合唱、応援団の演舞が行われました。小生が学生だった40年以上前と違って応援団がほとんど女性メンバーになり、チアリーダーによるアクロバットのようなパフォーマンスには、年配者が多かったこともあって、圧倒されているようでした。
ホームカミングデーは毎年開催されています。来年は、自分の目で熊大、熊本を見に行ってみたらいかがですか。
(20回卒 真佐喜記)
なお、熊本大学のホームカミングデー掲載のHPもご覧ください。