東京武夫原会

2. 東京武夫原会の今年度の総会・懇親会中止のお知らせ

令和2年7月吉日
会員各位
熊本大学 東京武夫原会
会長  神崎芳郎  
 
第36回東京武夫原会 総会・懇親会中止のお知らせ
 
拝啓
今年は新型コロナウィルスの影響で、皆が自粛生活を余儀なくされ、イベントの中止や延期も相次いでいます。
皆様方におかれましても、新しい生活スタイルの実践とはいえ、不自由な毎日を送っておられることと拝察致します。
昨年の第35回東京武夫原会総会・懇親会は、猛烈な台風19号の直撃を受けて、残念ながら開催直前に中止を余儀なくされました。
楽しみにしていらっしゃった会員の皆様には、大変な失望とご迷惑をお掛けして申し訳なく思っております。
さて、今年の総会については、昨年に引き続きの中止を避けるべく事務局で議論を重ねてきましたが、新型コロナウィルスの終息が見通せない事、第2波の襲来も懸念されていること等を踏まえ、誠に残念ではありますが、2年連続の開催中止という結論を出さざるを得ませんでした。
その為、決算関係、役員関係等につきましては、役員会で議決し仮執行させて頂き、次回総会で承認を得たいと思います。何卒ご了承頂きますよう、宜しくお願い致します。
尚、来年令和3年は、東京武夫原会設立50周年の記念すべき年に当たり、総会・懇親会の開催は、令和3年10月16日を予定しています。
皆様方とご一緒に、2年連続の開催中止の無念を吹き飛ばす盛大な総会・懇親会にすべく、事務局一同これからも頑張って参りたいと思っています。
 
次に、年会費納入のお願いですが、皆様から納入頂きます年会費1500円につきましては、ご承知の通り、総会・懇親会開催準備費、会員情報管理費、事務局運営費、ホームページ維持費等、東京武夫原会の運営・活動の大事な原資となっております。
会員の皆様には、これら事情ご賢察の上、是非ともご協力、ご支援を賜りたく、宜しくお願い申し上げます。
本年の総会・懇親会は、新型コロナにより残念ながら中止となりましたが、今年度分の年会費1500円につきましては、誠に恐縮ですが、同封の振込用紙により納入頂きますようお願い申し上げます。
敬具

3. 熊本便り

第35回法学部卒業 村上和美さんから(熊本市役所勤務)
 2020年春、熊本地震発災から四年を迎える中、着実に復興の歩みが進む一方で、今なお生活再建の途上の方々もいらっしゃることから、熊本では、さらに復興を加速化させようとしていたところでした。
 しかし、全世界を震撼させる新型コロナウィルス感染症の感染拡大によって、熊本のみならず、全ての人々が、これまでに経験したことのないような制約の多い生活を余儀なくされています。
 海外との交流制限はもとより、国内での移動自粛も求められる中にあって、少しずつ賑わいを取り戻しつつあった熊本市内の中心商店街、そして鮮やかな楠若葉の繁る熊本城周辺も静まり返っています。
 4月29日に予定されていた、熊本城特別公開第二弾の特別見学通路についても、当面の間延期となりました。
特別見学通路の見どころ
 https://castle.kumamoto-guide.jp/grand-unveiling/
 そして、今後も、自らの命、大切な人の命、そして、誰かの命を守るため、私達は、感染予防策として新しい生活様式に取り組んでいかなければなりません。
 そのような中、難攻不落の熊本城を築かれた「清正公さん」からの号令が聞こえてくるような素敵なポスターが作成されました。ここは一つ、皆の心を一つにして命に従いましょう。
 『籠城じゃ。』

令和元年度の会費納入への御礼

 日頃より同窓会活動へご理解・ご協力頂き感謝申し上げます。
昨年10月に予定されていた2019年度総会は、台風影響で止む無く中止となり、総会にて予定されていた議決事項・報告事項等につきましては、郵送にて承認をお願いする対応とさせて頂きました。
合わせて年会費納入のお願いをしておりましたが、現在までに多数の会員の皆さまに納入頂きましたことに感謝申し上げます。
尚、東京武夫原会の運営は皆さまからの会費を原資としています。
もしまだ年会費を納入されていない方がいらっしゃいましたら、誠に恐れ入りますが納入のご対応をよろしくお願い致します。

 さて、来る2020年度の東京武夫原会総会・懇親会は、
「2020年10月17日(土) 東海大学校友会館(霞が関ビル35階)」
を予定しています。(詳細は、後日またお知らせいたします)
会員皆様のご出席を心よりお待ちしております。

 今後とも同窓会活動へのご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。
 
2020年1月        
東京武夫原会 事務局長 古田 泰邦

第7回ぶふげんWOMAN懇親会を開催いたしました

こんにちは。第46回卒の浅野綾子です。

2019年12月8日(日)、第7回 ぶふげんWOMANランチの会(於:新宿三井俱楽部)を開催致しました。
今回は第7回卒から第53回卒の8名(顧問の古田さんを含む)の参加で、前回よりは少人数でしたが、その分参加された皆様と沢山お話が出来た様に思います。

今回は、「大学生の頃にもっと勉強しておけば良かった」という話題で盛り上がりました。
皆さん、社会人になってから資格を取ったり必死に勉強した経験があるようです。
実際は社会に出て始めて必要なことや学びたいことに気づくのかもしれませんが。
でも、人生100年の時代、何歳でも学ぶのに遅いということはないと感じました。

毎回、ランチを頂きながら楽しくお話していますが、帰り道に人生についてちょっと考える、私にとってはそんな会です。

次回は2020年6月7日(日)に開催の予定です。
まだ参加されたことが無い方も、一度お気軽に足を運んでください。
 
ぶふげんWOMANの会 副会長 浅野綾子

在京卒業生紹介7 竹口 恵理子さん

株式会社ノイマン 企画本部 商品企画グループ
竹口 恵理子さん
平成17年(2005年)文学部卒


皆さまこんにちは。竹口恵理子(旧姓:徳永)と申します。

新卒で入社した企業の営業職や経営企画職、フリーランス時代を経て、今は、株式会社ノイマンで学習用システムの商品企画を担当しております。

ノイマンは、自動車教習所業界向けに学習用システム(eラーニング)やその他専用システムを開発・提供している創業36年のIT企業で、業界で「ノイマン」というと結構皆さんご存知です。
既に業界で高いシェアを誇る教習所向けのeラーニングは「Musasi(ムサシ)」といい、私自身は7年ほど前に入社して以来、新規事業系のeラーニング「Kojiro(コジロー)」を担当しています。
昨今、教育とITについての話題も増えましたが、業界や分野によってはまだまだ発展する余地も大きいと考えており、そこでチャレンジできる面白さを感じています。
ムサシ君にはまだまだ追いついておりませんが、コジローも近い将来、かの「武蔵と小次郎」のように対をなして皆さまに知られるようになれればと考えています。

現在、私がもっとも時間と心を遣っているのは、Kojiroシリーズのひとつ、Kojiro-運管<貨物>という商品です。
これは、国家資格「運行管理者試験<貨物>」の受験者向けで、スマートフォン等でより手軽・効果的・効率的に学習できるeラーニングです。
教習所業界の方々と3年以上かけて企画開発と改善を行い、先月、発売開始に至りました。
新規事業系だったKojiroが、いよいよ既存事業分野とも連携するようになり、担当者としては日々緊張と喜びを感じています。
ここに至るまでは、当然ながら順調なことばかりではありませんでしたが、出来上がった商品をご覧になった業界の皆さまからお褒めの言葉をいただけたり、受験予定の方に実際に購入していただけたりするようになり、大変光栄に、嬉しく思っております。

プライベートでは、こちらの東京武夫原会へ参加したことをきっかけに、大学院で専門を深めたり、熊大法学部でオムニバス式講義のひとコマを担当させていただいたりするようになりました。
同じ学び舎で青春時代を過ごした共通項を持ちながら年齢も利害関係も超えて交流できる機会は、稀少であり、大変貴重です。

仕事でも人間関係でも何でも、「続けていくことで、見える世界を広げていける」ということは、ひとつの幸せの形だと感じています。

令和元年の東京武夫原会総会中止のご報告

 東京武夫原会会員の皆様、関係者の皆様におかれましては、いつも武夫原会活動に対してのご協力とご支援を賜り、誠にありがとうございます。
 10月12日(土)に東京で開催を予定致しました今年度の第35回東京武夫原会総会・懇親会は、台風19号による東京直撃が予想され、交通機関による当日の計画運休等も想定されたため急遽開催を中止することに致しました。
 会員、関係者の方々には、開催中止を直前にメール、電話等でご連絡をすることになり、皆様には大変ご迷惑をお掛けしたにもかかわらずご対応頂き、誠にありがとうございました。
 今年は台風19号の影響で残念ながら中止せざるを得なくなりましたが、来年は10月17日に総会・懇親会を開催する予定になっております。
 改めて正式なご案内をお送りいたしますが、是非ともご予定賜りたく宜しくお願い申し上げます。

令和元年11月12日      
東京武夫原会会長 神崎 芳郎

第14回 HOME COMING DAYに参加して

~熊本市内 ぶらり旅 も少し~

 
2019年10月27日(日)熊本大学でホームカミングデーが開催され、参加してきました。
総会は、原田信志学長の挨拶に始まり、岡田行雄大学院教授の講演「熊本大学文書館のこれから」があり、引き続き交流会となりました。
また、それに先立ち黒髪キャンパスでの「地下の文化財」散歩ツアー(熊本大学埋蔵文化財調査センター)がありこれも参加しました。
その他、朝一番での特別公開「熊本城」、<第一弾 大天守外観復旧記念>を見学し、ついでに「熊本桜町バスターミナル」も見学しました。
盛沢山でしたが、長い歴史と変わりつつある熊本をあらためて実感してきました。



1.熊本城見学のこと

ホームカミングデーの行事は午後から始まるので、朝一番でオープンされたばかりの熊本城本丸を見学に行きました。少し蒸し暑い感じの午前中、沢山の方が詰めかけていました。
本丸は真新しく、真っ白と漆黒の対比が鮮やかでピカピカの感じで輝いて見えました。
本丸の石垣は綺麗に復元されていましたが、その他の石垣は思った以上に崩れており、傷は深いぞという感じでした。
来場者は私のような日本人の高齢者が多く、皆感慨深げに見入っていました。







2.熊本桜町バスターミナルのこと



以前はバスセンターと言っていましたが、再開発で名称が変わりました。
バスターミナルの他、ホテル・マンション・商業施設が沢山入った複合施設です。
屋上公園からは熊本城も望めます。






3.「地下の文化財」散歩ツアーのこと 

実は熊本大学の敷地は県下有数の遺跡の上に立地しています。
古くは約8000年前の縄文時代の条痕文土器が出ていますし、約4000年前の人骨(男女)も出ています。弥生中期の大きな甕棺もありました。比較的新しいものとしては奈良・平安時代の官道と駅家跡がくっきりと出ていました。
官道は九州では大宰府を中心にして約16㎞毎に駅家を定め、その駅家がこの場所にあったそうです。官道はハイウェイで駅家はサービスエリアだと言っていました。








4.熊本大学ホームカミングデー 原田信志学長ご挨拶
 

ご挨拶というより、近況報告、スピーチでした。
「くまもと」から世界に輝く研究拠点大学を目指すため、大学の学長指導による機能強化をトップ・ダウンにより目指し、成果を上げているという報告がありました。
国際先端・教育機能強化・地域の知の拠点強化等を重点施策として俯瞰的・実効的な大学改革を推進しているということでした。また、「医学部付属病院」の名称を「大学病院」へ改変し体制強化を図っているとのことでした。
ここでは項目例示も説明も大変不十分ですが、ご興味のある方は大学のホームページ等でご確認下さい。


5.「熊本大学文書館のこれから」のこと

 
岡田行雄教授
大学院人文社会科学研究部の岡田行雄教授による熱のこもった講演でした。
テーマは、「差別」で水俣病・ハンセン病・免田事件に焦点を当て、それぞれの持つ本質・社会的影響・正確な実資料に基づく整理と分析、こういうことが文書館の使命だという内容で、聊か難しい話でしたが熱のこもった講演で感動ものでした。
 
熊本大学文書館


6.交流会のこと

工学部敷地にある、百周年記念館での懇親会でした。150人を超える方々の参加でした。
今回は宮崎で開催予定の九州連合同窓会がラグビーワールドカップと重なったので、熊本で合同の開催になりました。
アトラクションとしては学生応援団の応援アピールが溌溂として刺激的でした。






7.卒業生表彰のこと
 
笹原 弘さん

例年このホームカミングデーにで、全学部・全国の卒業生を対象にした卒業生表彰が行われます。
今年も17名の方々が表彰されました。
武夫原会からは全国で4名、東京武夫原会からは第5回(昭和32年卒業)の笹原 弘さんが表彰されました。


8.名誉フェロー称号受賞者

今年度は、シンガポールのDr.Tony Tan Keng Yam 様(元大統領・2011〜2017)と宮崎 美子様が受賞されました。
宮崎 美子様からは、お礼のビデオレターが紹介されました。
 
第17回卒(昭和44年卒業) 古田泰邦さん

 
9.夏目漱石に思いを馳せて

皆さん、こんにちは。

当方は、10月に法学部の特別講義の講師ということで、在学生の皆さんに対し、「実務者としての素養について」語ってまいりました。
航空機がなかった時代、1896年、夏目漱石が五高に赴任する際、彼は何を考えていたのだろうかと思いを馳せていたところ、彼が東京に帰任した1903年、奇しくもライト兄弟が初飛行に成功しております。
当時飛行機が飛んでいれば、彼もまた違った感慨を持っただろうなと想像した次第です。
さて、大学卒業から◯十年、当方も在学生と接する機会がほぼなかったものですから、在学生との出会いを通じ、この◯十年間の空白を取り戻せた感じがして大変懐かしく、また嬉しく思いました。
講義は、マズローの欲求五段階説や、ハワード・ガードナー教授の多重知能説も引用しつつ、学生が関心を持つと思われる項目を多岐に渡ってお話しました。
講義終了後、当方へのフィードバックがあり、好意的な内容が多く、思ったよりも真面目でびっしり書いていただいた感想に安心しました。学生と社会人とのギャップに衝撃を感じた旨のコメントもありました。
今後の皆様のますますのご活躍とご健勝を祈念いたしております。
 
第38回生     藤川 輝一さん 

志文会参加報告


11月2日にアルカディア市谷(私学会館)で開催された熊本学園大学志文会東京支部総会懇親会に参加しました。
当日は、東京地区の参加会員の方々、熊本から参加の、理事長、学長、志文会会長他の方々、中部と関西から参加された志文会代表の方々で総勢約40名の会合でした。
会の雰囲気は総会・懇親会とも大変和気あいあいで、皆さんがテーブルを移って話し込んでおられて、和やかかつ活発な良い会だと思いました。
懇親会の終盤には、東京支部会益田支部長の同期の方のバンド演奏で益田支部長自らがボーカルを担当され「思い出の渚」を全員で歌うなど、一段と盛り上がりました。
一昨年から、熊本学園大学志文会東京支部と熊本大学東京武夫原会はお互いに交流することとし、それぞれの総会・懇親会にお互いが参加するようになりました。
今後ともお互いの交流を通して、少しでも同窓会が活性化するように活動していこうと話をし、また来年お互いに参加しあうことを約束して今年の会の参加が終了しました。

第13回卒(昭和40年卒業) 神崎芳郎 東京武夫原会会長