- とき:2018年3月13日 13:00~
- ところ:同窓会館
- 出席者人数:38名
- 講師:梅花女子大学 食文化学部管理栄養学科教授・学科長 藤田 修三 先生
最近話題の「もち麦」は大麦ですが、粉にして使える「もち小麦」の注目すべき点についてお話をうかがいました
「もち小麦」の特徴は、
①歯や入れ歯につきにくく、飲み込みやすいので食べやすい
適した調理方法はお餅、食パン、お好み焼き、チヂミ、クレープ
②食後の血糖値の上昇が穏やかなので生活習慣病の予防、代替え食品(インスリン節約効果)となる
③精麦すれば「粒」のままで炊飯でき、雑穀飯の仲間入り(日本で初めての食べ方)となる
④その他
煮崩れしにくいのでお鍋やお吸い物に入れても長時間溶けない
硬くなりにくいのでお餅にすると冷めても柔らかい(ソフト餅の開発)
講演後、パンメーカー「白石食品工業株式会社」のご協力、食文化学部管理栄養学科の学生さんのお手伝いにより、もち小麦で作った「もち姫」食パンの試食・販売がおこなわれました。