長谷川 鈴夏(平27大日卒)
最後列右端 |
私の出身は、大阪から遠く離れた北海道です。高校三年生の時に行われた北海道地区予選では、念願の初優勝をする事ができ、夢の全国大会であるジャパンカップに出場する事が出来ました。映像でしか見た事のなかった難易度の高い演技を、会場で間近で見た時の感動は今でも覚えています。その中でも私の中で特に印象に残っていたのが、梅花女子大学レイダースの演技でした。私もこんな演技がしたい!と思い、梅花女子大学への進学とチアリーディング部レイダースへの入部を決めました。背中をおしてくださった顧問の先生や、応援してくれた家族には、今でも感謝しています。
梅花女子大学進学後は、学業とチアリーディングの両立や初めての一人暮らしなどで、大変な事は多かったですが、毎日が充実していました。高校生の時とは違い、大学生になってからは、多くの大会に出場したり、色々なイベントに出演させて頂いたりと、とても沢山の経験をさせて頂きました。その中でも心に残っている大学二年生の時の全国大会では、優勝する事ができ、言葉に表せないほどの喜びを感じました。大学四年間でのチアリーディングは、楽しかった事、辛かった事、嬉しかった事など、数え切れないほどの思い出が沢山あります。ふと思い出す時もあり、懐かしく感じます。
右から2人目 |
大学卒業後は、地元の北海道に戻り、社会人として働きながら、今でもチアリーディングに携わっています。出身高校のコーチをさせて頂きながら、自分自身選手としても社会人のチアリーディ ングチームで活動しています。大学時代にお世話になった先生やコーチ、共に過ごしてきた仲間には、ほとんどお会いする事は出来ませんが、東京などで行われる大会に行く事もあり、その際に会ってお話が出来るのが、私の毎回の楽しみでもあります。梅花女子大学の現役選手の活躍も大会の時だけではありますが、見る事ができて、元気と勇気と笑顔をもらうことができ、私も頑張ろうと思えます。
今もこうしてチアリーディングに携わることができ、充実した毎日を送ることが出来ているのは、梅花女子大学で過ごした時間があったからだと思っています。私にとって、いつまでもかけがえのない思い出です。