旧師・同窓生のご活躍

チアリーディング

2017年06月30日(金)
長谷川 鈴夏(平27大日卒)
最後列右端
 私がチアリーディングに出会ったのは、高校生の時でした。高校入学後、チアリーディング部の見学に行き、一生懸命練習に励み、輝く部員の姿を見て、心を奪われ入部を決めました。
 私の出身は、大阪から遠く離れた北海道です。高校三年生の時に行われた北海道地区予選では、念願の初優勝をする事ができ、夢の全国大会であるジャパンカップに出場する事が出来ました。映像でしか見た事のなかった難易度の高い演技を、会場で間近で見た時の感動は今でも覚えています。その中でも私の中で特に印象に残っていたのが、梅花女子大学レイダースの演技でした。私もこんな演技がしたい!と思い、梅花女子大学への進学とチアリーディング部レイダースへの入部を決めました。背中をおしてくださった顧問の先生や、応援してくれた家族には、今でも感謝しています。
 梅花女子大学進学後は、学業とチアリーディングの両立や初めての一人暮らしなどで、大変な事は多かったですが、毎日が充実していました。高校生の時とは違い、大学生になってからは、多くの大会に出場したり、色々なイベントに出演させて頂いたりと、とても沢山の経験をさせて頂きました。その中でも心に残っている大学二年生の時の全国大会では、優勝する事ができ、言葉に表せないほどの喜びを感じました。大学四年間でのチアリーディングは、楽しかった事、辛かった事、嬉しかった事など、数え切れないほどの思い出が沢山あります。ふと思い出す時もあり、懐かしく感じます。
右から2人目
 
 大学卒業後は、地元の北海道に戻り、社会人として働きながら、今でもチアリーディングに携わっています。出身高校のコーチをさせて頂きながら、自分自身選手としても社会人のチアリーディ ングチームで活動しています。大学時代にお世話になった先生やコーチ、共に過ごしてきた仲間には、ほとんどお会いする事は出来ませんが、東京などで行われる大会に行く事もあり、その際に会ってお話が出来るのが、私の毎回の楽しみでもあります。梅花女子大学の現役選手の活躍も大会の時だけではありますが、見る事ができて、元気と勇気と笑顔をもらうことができ、私も頑張ろうと思えます。
 今もこうしてチアリーディングに携わることができ、充実した毎日を送ることが出来ているのは、梅花女子大学で過ごした時間があったからだと思っています。私にとって、いつまでもかけがえのない思い出です。

 

MYK体操

2017年06月30日(金)

保永 美幸(昭和38年高・昭和40年短英卒)

 准高齢者の皆様いかがおすごしでいらっしゃいますか?梅花を卒業して2分の1世紀が経ち、なんと80才に向かっての毎日ではありませんか!私は今、体操教室の代表をしています。「えっ!!体操??」と同級生の皆様に驚かれるかも知れません。
 たまたま夫の転勤先の鹿児島で、私に程良い体操に出会いました。しばらくして、転勤で成田に帰ったところ、目の前の公民館で同じ体操をしているではありませんか!まさかの縁で入会し、指導者にもなり、その後20数年間この体操を続けました。
 指導者になって10年目、50才の誕生日の頃、腰の椎間板ヘルニアになり3か月休養しました。節目の年でもあり色々来し方、行く末を考えました。この先20年老け込まず、自立して活き活きと過ごしたい。それには何か出来ること、特技はないか?と思い巡らせたところ、長年続けてきた体操しか他に何も無い!と気づきました。ではこの体操をライフワークにして行こう!腰痛も和らぎ始め積極的な気持ちで関わっていくと、体操会員も増え忙しくなりました。それから10年程する内に、少しずつ独自の活動を考えるようになり、今までの会を離れることにしました。
 1か月で新しい体操、音楽を沢山の協力者と作りました。体操指導が許される健康運動指導士の資格も60才を過ぎて取りました。頑張りました。新品のシャープペンの芯が全部無くなる、3色のマーカーが枯れて買い足す、枕カバーに抜けた髪がびっちり張り付いていたのには驚きました。
 そんな勢いで平成20年に<未来のあなたは輝いて>の「MYK体操」として新しく出発しました。
 MYK体操の特徴は、私の腰痛にも効果のあった「操体法」を取り入れていることです。仙台の医師が創案の身体矯正法です。操体法と筋肉運動の相乗効果で、昨年の会員のアンケートでは「膝、腰、肩痛等が70~95%改善された」との結果でした。たまたま出来事の積み重ねで今この様な活動に携われ、つねに感謝しています。現在4名の指導者と210名の会員がいます。5人に一人は90才の時代になるそうです。大切な自分を楽しみ輝かせる何かをしていますか?MYK体操がお手伝いできれば、と思っています。
 千葉、茨城、大阪豊中、岡山で活動中です。