旧師・同窓生のご活躍

~夢の途中~

2018年05月31日(木)
井上林子 (平12大児卒)
 大学時代、私は児童文学科の畠山兆子先生の「近代日本児童文学」ゼミで、宮沢賢治や豊島与志雄、現代の児童文学作家の研究をしていました。他に「絵本制作」や、「外国児童文学」の研究、一般教養でも「歴史」や「映画論」など、興味ある授業はなんでも受け、好きなだけ児童書を読むという、なんとも賛沢で豊かな日々を送っていました。私は児童書が大好きなので、児童文学科の勉強は本当に心から楽しく嬉しいものでした。
 また、在学中は絵本研究会「こうめ文庫」に所属し、梅花幼稚園の子どもたちと一緒に絵本をよみあってきました。そこでは、座学だけでは得られない、絵本に対する子どもたちの本物の反応を知ることができ、私自身の絵本観を育ててもらいました。今も「子どもが心から好きになる絵本、求める物語とはどういうものなのか?」を探りながら、子どもたちから様々なことを学ばせてもらっています。
 現在私は、児童文学作家をやりながら、梅花幼稚園未就園児教室・絵本クラスの先生と、絵本クラブ「こうめ文庫」のスタッフを引き続き楽しくやらせてもらっています。
 大好きな児童文学を仕事にでき、さらに、かわいい子どもたちのためになる仕事もできる今の状況を、とても幸せに感じております。
 私だけでなく、児童文学科の先輩方や、同期の友だち、後輩たちも、みなさん自身の夢を叶え活躍されています。作家、画家、翻訳家、編集者、研究者、教育者、書店員、図書館司書、保育士、小学校教諭、子ども関係の仕事、絵本にくわしい素敵なお母さん・・・・・・。それ以外の仕事でも、大学で学んだことを糧に、みなさん、未来を生きる子どもたちへとつながる仕事を日々頑張っています。これは、とても尊くすばらしいことだと思います。
 梅花の卒業生は、夢を叶え続けています。
 みんなも、私も。
 これからも、ずっと――。

祝 関西学生アーチェリー連盟リーグ戦1部昇格

2017年06月30日(金)
  一昨年の平成26年11月に、創部50周年の記念祝賀会を催し、喜びと感謝にひたっておりました。その後の私達卒業生の期待も大きく、リーグ戦での応援にも力が入り、部員も増えて行く中で、1部昇格も夢では無いのではと、ひそかに期待しておりましたところ、遂に平成28年4月~5月に行われた、関西学生アーチェリーリーグ戦において、長年の夢であった、1部昇格を果たしてくれました。現役達の努力の賜物と言う事はもちろんです!ありがとう!みんな!でも、ここまで地道に諦めずに着々と現役を連れて階段を上ってくださったのが、池田晴彦監督です。本当に感謝の念に堪えません。来期からは1部校として戦うこととなり、今まで以上に厳しい戦いとなります。部員一同自覚を持ちこの結果に満足することなくさらに上を目指して精進していって欲しいと思います。
 私達卒業生も、精一杯の応援と協力をしてまいります。 また、大学側には、学生会館に見事な1部昇格祝いの横断幕を掲げて頂き、更に、学生達には学長賞を頂戴出来るとの事、重ね重ね誠にありがとうございます。
 今後ともご指導ご鞭撻の程どうぞ宜しくお願い申し上げます。
梅花女子大学体育会洋弓部OG会
会長 河内睦子(高山) 昭和54年大英卒