府大トピックス

NDC News 03 (2012年12月発行)

2012年12月03日(月)

1. 奥野武俊理事長・学長が再任される

11月16日、現奥野武俊理事長・学長が発表されました。任期は2013年4月1日から2年間。
大学統合の重要な時期です。活躍を期待しましょう。

2.府大・市大統合案が発表される

「新大学構想会議」が両大学の学部を再編したうえで2016年度に一つの大学として開校する案を提示した。その案では、15年度にまず補遺人を統合、16年度に大学も統合し、1法人1大学の形態に移行する。新大学では、9学部4学域と、12研究科に再編。
獣医学部や看護学部、都市経営研究科を新設する。
この両大学統合問題については、府大のHPに、奥野学長の年頭の挨拶でも触れられていますので、是非お読み頂きたく。

3.「なんばセンター(仮称)」の愛称「I-siteなんば」に決まる

創基130年事業で新しい南海電鉄本社ビルの2,3階に開設される「なんばセンター(仮称)」の名前が「I-siteなんば」に決定されました。同窓生や地域の交流を深める起点になると期待されます。「蔵書0から育てる日本初の図書館」と話題になっているのもその一環です。4月にオープンの予定。卒業生も利用しやすい施設運用にして欲しいものです。


4.ホームカミングデー並びにNDC情報交換会開催される

11月4日、第2回ホームカミングデー並びに、NDCの情報交換会が開催され、
多数の参加者で賑わいました。併設のNDC情報交換会にも22名の方が訪問され種々情報交換が行われました。今年の第3回ホームカミングデー(11/3開催)には、スペシャルな卒業生が、ゲスト訪問をされる予定です。

5.「夢こもんず」と題した卒業生と在校生の語り合うイベント開催

卒業生と在校生が、夢を語らい、その夢を叶える為には・・・の語らいの場が、2/15に校友会主催で開催され、NDC会長藤田正明が、ゲストスピーカーとして参加されます。
NDCでも在校生と卒業生との連携強化の一環として支援しています。

6.府大関連トピックス

① 液晶パネル廃材を水質浄化剤に再利用する技術を開発
大阪府立大学とシャープは共同で、ガラス基板を水質浄化剤などとなるゼオライトにする技術を開発した。従来、パネルを粉砕しセメント原料などとして、リサイクル会社にほぼ無償で提供するか、料金を払って廃棄処分していたものが、高機能素材に再生できることになり、早期実用化が期待される。
② 保温・空気浄化する内装塗料を開発
大阪府立大学と宝栄産業(堺市)は、室内を保温しながら空気も浄化できる内装塗料を共同開発し、同社から販売を開始した。同塗料は表面に光触媒加工を施した極小セラミックを添加したものでエコ&環境維持に効果を期待します。。
③ シニアの力を社会に生かして…堺の講座が人気
大阪府立大学と堺市が2009年に開講した「生き生き堺市民大学」講座が、人気。
第一線を退いた段階の世代らにこれまで培った能力を生かして社会貢献ヲしてもらおうとボランティアをする方法などを教える。毎年定員の100名を上回る参加者が集まっている。
④ 「ナノ電車」(特定微細物質を最短で運ぶ技術)開発される
府大と、産業技術創業研究所は、共同で、薬物やDNAといった特定の物質を最短ルートで運び、狙った場所で放出する「ナノ電車」と名付けた複合体を開発した。成果は、英科学誌ネイチャーコミニケーションズに掲載された。病気の予防や診断を行う高性能マイクロ流体デバイスに活用できる。
( 文責 中百舌鳥電気クラブ 副会長 松村統夫 )

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