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| 檜山荘の四季 |
大阪府立大学体育会ワンダーフォーゲル部が岐阜県の山奥（奥美濃）に山小屋を保有していることはご存知でしょうか。部員に連れられて訪れた方がおられるかもしれません。
歴代の現役やＯＢＯＧ諸氏の努力のたまもので昨年（２０１６年）１１月に竣工５０周年を迎えました。その記念行事では、ＯＢＯＧを中心に７０名がこの山小屋に宿泊しました。それくらい大きな建物です。
建設資金は当時の現役部員がアルバイトをしたり、ダンスパーティなどのイベントで集めて準備したとのことです。従って、大阪府や大学の所有ではなく、ワンダーフォーゲル部の所有となっています。建設にあたっては、福井県の九頭竜ダムが建設される際に水没する農家を買い取り、当時の部員がたった一人の大工さんの指示のもと買い取った農家の解体・基礎や解体部材の搬入・組み立てすべてをこなして建てた、まさしく血と汗と涙の結晶です。
春にはザゼンソウや水芭蕉が咲き、ゼンマイなども周辺で採れます。
夏は前庭でバーベキューができ、周辺の河川では鮎・アマゴ釣りや水遊びもできます。
秋は小さい規模ですがカラマツなどの紅葉がきれいです。
冬は多い時には数ｍも積もる豪雪地帯で、数百メートルの距離にあるスキー場でスキーもできます。
スキー場併設の温泉も徒歩１０分のところにあり、四季を通じて楽しめるロケーションですし、近隣には阿弥陀が滝や石徹白大杉、白山中居神社など観光名所もあります。
白山山系最南端の大日ヶ岳の登山口に所在しますので登山も楽しめます。（学生なら半日登山のところ）
利用は部員・ＯＢＯＧの同伴が必要ですが、１１月初旬には開放日を設けて小屋番が入りますので事前にご連絡いただけば利用可能です。（８月・２月末にも山小屋活用イベント（拘束は夕食を共にする程度の緩やかなもの）をしていますのでそれにご参加いただければ利用可能です。）５年ほど前に林道がすぐ横にできたおかげで、無雪期は車ですぐそば（数十ｍ）まで行けます。
山小屋ですがある程度設備はそろっています。発電機で照明は可能です。少人数なら太陽光発電で蓄電したバッテリーによりＬＥＤ照明で過ごせます。水道は湧水を導水したもので井戸水と同様の夏は冷たく冬はあたたかいものです（夏で１３－１４℃）。ビールなどはこれで冷やします。プロパンガスコンロ・ガス炊飯器、なべ・フライパンなど調理器具や食器もあります。毛布も数十枚あります（ただし、シュラフ持参のほうが安心）。もちろん、薪ストーブもあります。
ストーブを囲んで時間を忘れて語り合う生活を楽しみませんか。興味のある方はぜひ一度ご利用ください。
問い合わせ先：東 利昭 （ワンダーフォーゲル部ＯＢＯＧ会会長・電気24期）
azuma-1954_opuwv@kem.biglobe.ne.jp
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2020 年 2 月 22 日 at 10:35 PM
2019.6.1に大阪府立大学で、『私の宇宙開発』というテーマで講演した野口です。
1970～71年にワンダーフォーゲル部に在籍しており、檜山荘が懐かしく、連絡しました。チャンスがあれば昔のワンゲル仲間と、住まいの川崎から車で行って泊りがけの可能性があるのですが、そこで質問が3点あります。
①林道から行って泊りがけの場合、車を止めておく場所はあるのでしょうか?
②費用は、在籍５年以上と１年程度では、差があるのでしょうか?
③食事は自炊でしょうか?
2020 年 2 月 23 日 at 10:39 AM
お問い合わせありがとうございます。
ワンダーフォーゲル部ＯＢＯＧ会で会長をしております、東です。
別途メールで詳細はご案内いたしますが、無人小屋ということもあり現役・ＯＢＯＧ同伴でないと原則として利用できない決まりにしております。
このようなケースでも手続きをしていただければ利用できる場合があります。
以下ご質問へのお答え
①小屋の横（林道）及び林道途中に駐車スペースがあります。小屋横は急登ですので雨の後など滑りやすい環境では登れないことがあります。その手前にも置く場所があり、小屋までもそんなに遠くないです。
②宿泊費に相当する『維持管理費』は現在のところＯＢＯＧ／一般共1泊1人2000円で同額です。これ以外に小屋に作り置きした薪を使用する場合500円／1束いただいています。
③食事は自炊です。水は湧水を導水した水道があります。プロパンガス・ガス炊飯器もあります。調理器具・食器もだいたいはあります。食材・調味料をご持参いただければ自炊できます。
一方、徒歩10分以内のところに満天の湯（日帰り入浴の温泉）があり、そこで食事をとることも可能です。
https://winghills.net/bath/
以上よろしくお願いいたします。
2021 年 9 月 26 日 at 12:53 PM
東様
初めまして 大阪のおだというものです。
豆ゾウムシさんのブログは5年ほど前から拝見しています。
その中でワンゲル部の小屋が何回も出てきて頭に焼き付いておりました。
ブログには 檜山荘という名前では 一切出てませんが ワンゲル部 奥美濃と検索すると
檜山荘が出てきて初めて本日知り、行ってみたいと思いました。
2月末に開放 メンバー様がいらっしゃる時にゲストも可能という感じで受け入れ可能と拝見したので
メールさせて頂きました。
当方 名古屋のブナの木スキークラブに籍を置いて山スキーのみで楽しんでおります。もちろん登山 沢登 等も
そこのメンバー達と受け入れ可能日にお邪魔させていただければと思いました山スキーでの利用で1泊か2泊。
平均年齢60歳は超えるメンバーです。5人ぐらい？
迷惑かけるようなメンバーは居ません。
厚かましいと思いますが いかがでしょうか？？