府大トピックス

快挙!!! 石原教授を領域代表者とする課題が「新学術領域研究」に採択(1)

2016年08月10日(水)
石原 一 教授
(大阪府立大学大学院工学研究科 電子・数物系専攻 電子物理工学分野)

平成28年度の文部科学省・科学研究費助成事業「新学術領域研究(研究領域提案型)」に府大大学院工学研究科 電子・数物系専攻 電子物理工学分野の石原 一教授を領域代表者とする課題が採択されました!

研究領域名は「光圧によるナノ物質操作と秩序の創生」

詳細は以下をご覧ください。
http://www.osakafu-u.ac.jp/affiliate/2016/nws20160711.html


光が物質に及ぼす力、すなわち光圧によって秩序の創造をめざす提案の独創性・新規性、また高い水準を持つ日本発の独自研究であることなどが評価されました。
  • 領域代表者:石原 一教授
    (府大大学院工学研究科 電子・数物系専攻 電子物理工学分野)
  • 研究期間(領域設定期間):平成28年度~平成32年度
  • 本領域が応募した理工系区分の採択件数:7件

「新学術領域研究(研究領域提案型)」 とは、既存の研究分野の枠を超えた新興・融合領域の研究や異分野研究の連携などの意欲的な研究領域で、学術の水準の向上・強化につながる新たな研究領域や革新的・挑戦的な学術研究の発展を促すものです。
府大の研究者を領域代表とする提案の採択は初めてのことで、申請をサポートした研究支援課 研究支援グループの担当者からは「超難関を突破された本学初の快挙」という声も聞かれるくらいのものです。

以下のデータからも今回の採択の価値が理解頂けると思います。
今年、数物系での採択は、ノーベル賞で知られるヒッグス粒子を発見した国際チームの日本責任者を代表とするグループと石原代表の「光圧によるナノ物質操作と秩序の創生」の2件のみでした。
また、理工系で採択された7件の内訳は、東大 5件、京大 1件と、本学の関わる領域でした(もちろん、本領域自体は他大学の多くの教員も関わっていますが)。
この快挙は学内外の多くの方の支えのお陰であったのは勿論ですが、奇跡的かつラッキーだったとも言えるかもしれません。
この「超難関を突破された本学初の快挙」は、博士課程教育リーディングプログラム採択の時もそうでしたが、現役学生、教職員、同窓生の大いなる自信と誇りになります。
 
領域代表者の石原 一教授のコメント。
「多くの方に支えられ、本学では初の採択になりました。全く新しい光の利用法で、これまでにない学問分野を拓く領域です。」
 
以下のフェイスブックでも紹介。
http://bit.ly/29C6KgG
 
(以上)

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