冬(小春日和)の府大池
府大池の正式名称は園池(そのいけ)と言います。
しかし、俗称の「府大池」で通っており元々は周囲の水田に水を供給するための池でしたが、水利権消滅後も遊水池として残り、学生・教職員は言うに及ばず訪れる周辺の人々の憩いの場となっています。
特に春の桜は華麗で花見の次期には多くの人が訪れます。
写真は冬の府大池です。
冬でも小春日和の日などは昼食を外で取ったり、本を読んだりする学生の姿が見られます。
中百舌鳥キャンパスは47ヘクタールの広大な敷地の中に、水田、果樹園のほか緑地帯、水路などが有り動植物が豊富で、この生物相豊富なキャンパス全体がビオトープと位置付けられています( 200種以上の樹木、約40種の野鳥、約40種の蝶、約20種のトンボなどが生息していると言われています )
また周辺に点在する中百舌鳥古墳群などとともに『ビオトープ・ネットワーク』を構成しています。
特に府大池はこのビオトープの中心的をなす存在で、豊富で貴重な昆虫、魚類、鳥類が多く見られます。
府大池では侵略的な外来生物の除去や水質改善が行われ健全な生態系が保全されています。
サギの仲間で最大のアオサギも府大池で
見る事ができます。
|
アオサギ。
|
写真のアオ鷺も府大池を訪れる鳥の一つで、サギ類の中で最大の鳥で府大池で観察する事ができます。